「スリッパでよく滑ってヒヤッとした」「高齢の親に安全な室内履きを選んであげたい」——そんな悩みをお持ちではないでしょうか。
実は、高齢者の転倒事故の多くは屋内で発生しており、室内履きの選び方がその予防に大きく関わっています。普通のスリッパはかかとが固定されず足の踏み出しが不安定になりやすいため、高齢者には滑り止め・かかと固定・着脱しやすさを備えた専用のルームシューズがおすすめです。
この記事では、高齢者向けルームシューズの選び方4つのポイントを解説し、Amazonで直接販売・発送されている安心の商品を6点厳選してご紹介します。徳武産業・快歩主義・竹虎・ムーンスターという実績ある4ブランドを比較しているので、ぜひ参考にしてください。
高齢者に適切なルームシューズが必要な理由
転倒は高齢者にとって深刻なリスク
厚生労働省のデータによると、高齢者の転倒事故の約半数は自宅内で発生しています。転倒が骨折につながると、長期入院や寝たきりのリスクが高まり、QOL(生活の質)を大きく低下させます。特に廊下やフローリングなど、滑りやすい床での室内移動には細心の注意が必要です。
高齢者は加齢により筋力や平衡感覚が低下し、わずかな段差や滑りでも転倒しやすくなります。適切なルームシューズを選ぶことは、毎日の室内移動を安全にする最も手軽で効果的な方法の一つです。
普通のスリッパと高齢者向けルームシューズの違い
一般的なスリッパは前足部だけを支え、かかとが固定されていません。そのため、歩行中に足とスリッパがずれやすく、転倒リスクが高まります。一方、高齢者向けに設計されたルームシューズは以下の点で優れています。
- かかとをしっかり包む設計:足が安定し、歩行時のぐらつきを防ぐ
- 滑り止め加工のソール:フローリングや廊下でも滑りにくい
- マジックテープや幅広設計:着脱しやすく、足の浮腫みにも対応できる
- 適度なクッション性:長時間履いても疲れにくく、関節への負担を軽減
高齢者向けルームシューズの選び方4つのポイント
①滑り止め・転倒予防機能で選ぶ
ルームシューズの中でも最重要なのが滑り止め機能です。ソール(靴底)に滑り止め加工がされているかどうかを必ず確認しましょう。日本転倒予防学会が推奨している商品や、病院・施設での使用実績がある商品は信頼性が高いです。
また、足のつま先部分をしっかり覆うタイプ(「つま先つき」)は、足先が床に引っかかって転倒するリスクを下げます。対して「つま先なし」タイプは通気性が高く、夏場に向いています。
②履きやすさ・着脱のしやすさで選ぶ
高齢者にとって、かがむ動作や細かい手作業は負担になります。以下のデザイン特性が着脱のしやすさに直結します。
- マジックテープ(ベルクロ):靴紐より簡単に固定でき、浮腫んだ足でも調整しやすい
- フルオープン設計:甲の部分が大きく開くので、足を入れやすく脱がせやすい(介護者がサポートする場合にも有効)
- 幅広・甲高設計(4E以上):足が太い高齢者や、浮腫みがある方でも無理なく履ける
③足のサポート力で選ぶ
アーチサポートやクッション性があるルームシューズは、長時間の使用でも疲れにくく、膝や腰への負担を軽減します。高齢者に多い「外反母趾」「扁平足」にも対応した幅広タイプを選ぶと、より快適に使用できます。
かかと部分が安定している(かかとカウンターが入っている)モデルは、足全体が安定して正しい歩行姿勢を保ちやすく、転倒予防にも効果的です。
④軽さ・素材・洗濯のしやすさで選ぶ
足を持ち上げる力が弱まった高齢者には、軽量なルームシューズが適しています。重い靴は歩行の疲れを増加させます。また、素材は通気性に優れたもの(メッシュ・ニット素材)が蒸れを防ぎ、清潔に保ちやすいです。
洗濯機で洗えるタイプや、水拭きできる素材は衛生管理がしやすく、特に介護が必要な場合や入院・施設での使用時に便利です。
高齢者向けルームシューズおすすめ6選
以下の6商品は、全品Amazonが直接販売・発送する商品(Amazon.co.jp直販)のみを選定しています。転倒予防・着脱しやすさ・足のサポート力を基準に、信頼性の高いブランドから厳選しました。
◎=優秀 ○=標準 △=やや劣る の3段階で評価しています。
| 商品名 | 価格(税込) | 滑り止め | 着脱性 | 軽さ | こんな方に |
|---|---|---|---|---|---|
| ①徳武産業 あゆみ 早快マジック オープン | ¥2,444 | ◎ | ◎ | ○ | 転倒予防を最優先にしたい方 |
| ②徳武産業 あゆみ オープンフィット | ¥3,002 | ◎ | ◎ | ○ | フルオープンで着脱しやすい方 |
| ③快歩主義 L131RS レディース | ¥5,203 | ◎ | ○ | ◎ | 上質なルームシューズを求める女性 |
| ④快歩主義 KHS 167RS レディース | ¥3,639 | ◎ | ○ | ◎ | 快歩主義を手頃な価格で試したい女性 |
| ⑤竹虎 転倒予防シューズ つま先つき | ¥1,870 | ◎ | ○ | ◎ | コストを抑えて転倒予防したい方 |
| ⑥ムーンスター オトナノウワバキ02 | ¥2,657 | ○ | ○ | ◎ | 日本製の上質な室内履きを求める方 |
① 徳武産業 あゆみ 早快マジック オープン|¥2,444
日本転倒予防学会推奨品として認定を受けた、信頼性の高い介護・高齢者向けシューズです。マジックテープ(ベルクロ)式のオープンタイプで甲が大きく開き、足の浮腫みがある方や、介護者がサポートしながら履かせる場面でも使いやすい設計。ソールには滑り止め加工が施されており、フローリングや廊下での転倒リスクを低減します。施設・院内利用での実績が豊富で、安心して使用できます。
【特徴】
1. 日本転倒予防学会推奨品として認定された高い信頼性
2. マジックテープ式フルオープンで着脱が簡単
3. 滑り止めソールで廊下・フローリングでの転倒を防ぐ
【メリット】
1. 専門家推奨:転倒予防の専門学会から認定を受けた科学的根拠のある設計
2. 着脱のしやすさ:甲が大きく開くオープンタイプで、自力での着脱が難しい方にも対応
3. 介護現場での実績:病院・介護施設での使用実績が豊富で品質が証明済み
Amazon販売価格 ¥2,444(2026年5月15日時点)
② 徳武産業 あゆみ オープンフィット|¥3,002
甲部分がフルオープンになる設計の介護・高齢者向けケアシューズです。足をシューズの中に差し込んで固定するだけで履けるため、かがむ動作が少なく腰や膝への負担を軽減します。自宅用としてだけでなく、施設や病院での室内使用にも適した設計で、蒸れにくい素材を使用しています。足幅にゆとりがあり、幅広の足の方や外反母趾の方にも対応できます。
【特徴】
1. フルオープン構造で足を入れるだけで簡単に履ける
2. 蒸れにくい素材を使用し、長時間の着用でも快適
3. 幅広・甲高設計で外反母趾・足の浮腫みにも対応
【メリット】
1. かがまず着脱:フルオープンで腰に負担をかけず履き替えができる
2. 蒸れ防止:通気性のある素材で長時間使用でもムレにくく清潔
3. 介護支援に最適:介護者がサポートしながら履かせやすい構造
Amazon販売価格 ¥3,002(2026年5月15日時点)
③ 快歩主義 L131RS レディース|¥5,203
アサヒシューズが展開する高齢者向けシューズブランド「快歩主義」のカジュアル室内履きモデルです。快歩主義は日本国内で高齢者向け靴の専門ブランドとして長い実績を持ち、介護の専門家からも支持されています。L131RSはカジュアルなデザインでありながら、転倒予防に必要な機能をしっかり備えています。軽量な設計で、長時間の室内使用でも疲れにくく、おしゃれな見た目で外出時の気分転換にも使えます。
【特徴】
1. 高齢者向け専門ブランド「快歩主義」の安心の品質
2. 軽量設計で長時間使用でも疲れにくい
3. カジュアルなデザインで外出時にも使える
【メリット】
1. 専門ブランドの信頼性:アサヒシューズの高齢者向け専門ブランドで実績十分
2. 軽量快適:軽い履き心地が高齢者の足への負担を最小化
3. デザイン性:室内だけでなく、近所の外出など多用途に使いやすい
Amazon販売価格 ¥5,203(2026年5月15日時点)
④ 快歩主義 KHS 167RS レディース|¥3,639
快歩主義シリーズの中でも比較的手頃な価格帯のルームシューズモデルです。室内専用設計で軽量かつ滑り止め効果のあるソールを搭載。快歩主義の転倒予防設計をより試しやすい価格で体験できます。幅広(2E相当)の設計で、普通の靴では窮屈に感じる高齢者の足にもフィットします。デザインもシンプルで清潔感があり、介護施設での使用や贈り物としても喜ばれます。
【特徴】
1. 快歩主義の転倒予防設計をよりリーズナブルに体験できる
2. 幅広(2E相当)設計で様々な足形に対応
3. 室内専用の軽量・滑り止めソール
【メリット】
1. コストパフォーマンス:L131RSより¥1,564安く、快歩主義を試しやすい
2. 幅広対応:足幅が広い・外反母趾の方でもゆったり履ける設計
3. 贈り物に最適:シンプルなデザインと快歩主義ブランドの信頼感で喜ばれる
Amazon販売価格 ¥3,639(2026年5月15日時点)
⑤ 竹虎 転倒予防シューズ つま先つき|¥1,870
6選の中で最もリーズナブルな竹虎の転倒予防シューズです。介護用品メーカーとして実績のある竹虎が、転倒予防を目的に設計した室内専用シューズ。つま先部分がしっかりカバーされた「つま先つき」タイプで、足先が床に引っかかるリスクを低減します。軽量素材を使用しており、足への負担が少なく、長時間の使用でも疲れにくい設計です。「まず試してみたい」という方に最適な入門モデルです。
【特徴】
1. 6選中最もリーズナブルな価格で転倒予防機能を実現
2. つま先つき設計で足先の引っかかり転倒リスクを低減
3. 介護用品専門メーカー竹虎の信頼ある設計
【メリット】
1. コスパ最高:¥1,870と手頃な価格で転倒予防機能をしっかり備える
2. 軽量設計:足への負担が少なく長時間の室内使用に向いている
3. 試しやすい入門機:初めて転倒予防シューズを試す方の最初の一足として最適
Amazon販売価格 ¥1,870(2026年5月15日時点)
⑥ ムーンスター MSオトナノウワバキ02|¥2,657
日本を代表するシューズメーカー「ムーンスター」が手がける、大人向けの室内履きです。日本製(2E幅)の上質な作りで、男女兼用として使えます。上履き型のデザインはクラシックな清潔感があり、介護施設や病院での使用にもなじみやすいデザイン。フラットなソールは室内の滑りやすい床に対応した設計になっており、軽量で疲れにくいのも特徴です。「日本製にこだわりたい」「ベーシックで使いやすい室内履きが欲しい」という方におすすめです。
【特徴】
1. 日本製(ムーンスターの国内生産品)の確かな品質
2. 男女兼用(2E)でご夫婦へのプレゼントにもなる
3. 上履き型のクラシックデザインで施設・院内での使用にも最適
【メリット】
1. 日本製の安心感:国内製造による品質管理で、素材・縫製が信頼できる
2. 男女兼用:ご夫婦でそろって使えるユニセックス設計
3. 施設での使用に最適:清潔感のあるシンプルデザインで介護施設でも浮かない
Amazon販売価格 ¥2,657(2026年5月15日時点)
よくある質問(FAQ)
Q. 高齢者向けルームシューズと普通のスリッパの違いは何ですか?
普通のスリッパはかかとが固定されないため、歩行時に足とスリッパがずれて転倒リスクが高まります。高齢者向けルームシューズはかかとをしっかり包む設計・滑り止めソール・マジックテープなどを備え、安全性と着脱のしやすさが両立されています。また、幅広・甲高設計で足の浮腫みにも対応できる点が大きな違いです。
Q. サイズはどのように選べばよいですか?
基本的には普段の靴のサイズを目安に選びますが、足が浮腫みやすい高齢者は0.5〜1サイズ大きめを選ぶと安心です。また、幅広(3E・4E以上)のタイプを選ぶと、足幅が広い方や外反母趾の方でも窮屈にならず快適に使えます。購入前に商品ページの「サイズ表」を確認し、足の長さだけでなく足幅にも対応しているか確認しましょう。
Q. 洗濯はできますか?
商品によって洗濯可否が異なります。竹虎・ムーンスターなど一部の商品は水拭きや陰干しによるケアが推奨されます。洗濯可能かどうかは各商品の取り扱い説明をご確認ください。定期的に中性洗剤を使った拭き掃除をすると、長期間清潔に使用できます。
Q. 転倒予防シューズとリハビリシューズの違いは?
転倒予防シューズは日常の室内移動での転倒リスクを下げることを主目的とした室内履きです。リハビリシューズは怪我や術後のリハビリ期間中に使用するもので、患部への負担を最小化する特殊設計が施されていることが多いです。今回ご紹介している徳武産業・竹虎の製品は主に転倒予防シューズ(兼リハビリ)として使用できます。
まとめ
今回は高齢者向けルームシューズのおすすめ6選を、選び方のポイントとともに解説しました。
- 転倒予防機能(滑り止め・かかと固定)が最重要。普通のスリッパから専用シューズへの切り替えを検討しよう
- マジックテープ・フルオープン設計で着脱のしやすさを確保できる
- 幅広(3E〜4E)設計を選ぶと足の浮腫みにも対応できる
- 日本転倒予防学会推奨品は科学的根拠があり、初めての購入に特に安心
- 徳武産業・快歩主義・竹虎・ムーンスターはいずれも実績ある信頼ブランド
用途別 おすすめ商品
専門家推奨・転倒予防に
フルオープンで自力着脱しやすい
快歩主義プレミアム・女性向け
快歩主義をコスパ良く・女性向け
最安値で転倒予防・入門向け
日本製・男女兼用・施設にも
ご自身やご家族の状況に合わせた最適なルームシューズを見つけて、毎日の室内移動をより安全で快適にしてください。

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