「実家に一人で住む親が心配…」「先日もニュースで高齢者宅への強盗が報道されていて、いても立ってもいられない」――そんな思いを抱えている方は、今非常に多くいます。
実際に、トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)や闇バイトを悪用した強盗による被害が全国で急増しており、その標的は「地方の実家に一人で住む高齢者」にまで広がっています。離れて暮らしているからこそ、日常の変化に気づきにくく、被害が拡大しやすいという側面もあります。
この記事では、遠方に住む子どもの立場から実家の防犯対策をどう進めるかを中心に、具体的な方法・グッズ・プロのセキュリティサービスまで詳しく解説します。「帰省したときに一緒にやれること」から「遠隔でできる対策」まで網羅していますので、ぜひ参考にしてください。
なぜ「実家」は犯罪者に狙われやすいのか
まず、実家(高齢者の住宅)がなぜ犯罪者に狙われやすいのかを理解することが重要です。
古い住宅は防犯設備が脆弱
多くの実家は建築から数十年が経過しており、当時の防犯基準で建てられています。現在のような強化ガラス・ディンプルキー・防犯カメラなどは標準装備されていないことがほとんどです。
古い鍵(ピンシリンダー錠)はピッキングに弱く、数分で解錠されてしまうことがあります。窓ガラスも通常の単板ガラスであれば、工具で数十秒〜数分で割れてしまいます。こうした「物理的な脆弱性」が実家を狙いやすくしています。
高齢者の一人暮らしは「狙いやすい」と判断される
犯罪者は事前にターゲットを調査します。アポ電(事前の電話調査)で「一人暮らしかどうか」「昼間は何時頃在宅か」などを確認するケースが増えています。また、SNSで「実家に帰省している」と投稿することで、逆に「今は実家に家族がいない」ことを知らせてしまうリスクもあります。
さらに、表札に家族全員の名前が書いてある家や、一人暮らしとわかる郵便物が溜まっている家は、犯罪者の「ターゲットリスト」に上がりやすくなります。
トクリュウ・闇バイト強盗の標的になっている
近年社会問題化しているトクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)は、SNSや闇サイトを通じて実行役を集め、高齢者宅を標的にした計画的強盗を実行しています。被害は関東圏だけでなく、中部・関西・地方都市にも拡大しています。
実行役の多くは闇バイトで集められた素人であるため、想定外に暴力的になるリスクがあります。「実家は田舎だから大丈夫」という感覚は、すでに時代遅れです。
帰省時に一緒にできる!実家の防犯チェックリスト
帰省の機会を活用して、親と一緒に実家の防犯状況を確認・改善しましょう。以下のチェックリストを参考にしてください。
【玄関】の防犯チェック
- ☐ 鍵はディンプルキー(複雑なくぼみのある鍵)になっているか
- ☐ ワンドアツーロック(鍵が2つ)になっているか
- ☐ ドアチェーン・ドアガードが取り付けられているか
- ☐ カメラ付きインターホンが設置されているか
- ☐ ポストに氏名・家族構成がわかるものが入ったままになっていないか
- ☐ 表札は名字だけか(フルネームや家族全員の名前は避ける)
【窓・ガラス】の防犯チェック
- ☐ 窓に補助錠が取り付けられているか
- ☐ 防犯フィルムが貼られているか
- ☐ 窓用の防犯アラームが設置されているか
- ☐ 目隠しになる茂み・フェンスが死角を作っていないか
【庭・外周】の防犯チェック
- ☐ センサーライトが玄関・勝手口・駐車場に設置されているか
- ☐ 防犯砂利が敷かれているか(踏むと音がして侵入を知らせる)
- ☐ 長期不在のように見える場所(枯れた植木・汚れたまま)はないか
- ☐ 脚立など「侵入を助ける道具」が外に放置されていないか
【電話・情報】の防犯チェック
- ☐ 固定電話は留守番電話設定になっているか
- ☐ 防犯機能付き電話(通話録音機能付き)に変えているか
- ☐ 親が最近の詐欺手口を知っているか(定期的に伝える)
- ☐ 「知らない番号には出ない」「お金の話は家族に相談する」を徹底しているか
遠方からでもできる!実家の防犯対策
常に帰省できるわけではありません。遠方からでも実施できる防犯対策を紹介します。
定期的な連絡で「異変」を早期発見する
毎日または隔日で親に電話・LINEをする習慣をつけましょう。「連絡を取っている家族がいる」こと自体が抑止力になりますし、何より異変に早期気づけます。
「元気なとき以外は電話しない」というスタンスでは、体調変化や被害に気づくのが遅れます。「〇時頃に連絡するね」という決まったルーティンが最も効果的です。
スマートフォンと連携した防犯カメラを設置する
最近のIPカメラ(ネットワークカメラ)は、スマートフォンのアプリで外出先から映像を確認できます。玄関や庭先に設置することで、「不審者が来ていないか」「荷物が届いているか」などを遠隔で確認できます。
帰省時に親のWi-Fiに接続して設定してあげると、その後は遠隔から映像確認できます。異常検知時にスマホへ通知が届くタイプもあり、見守りとしても非常に役立ちます。
宅配業者・近隣住民と連携する
一部の自治体では、宅配業者・郵便局員が「新聞・郵便物が数日分溜まっていたら連絡する」サービスを提供しています。お住まいの市区町村の高齢福祉課に問い合わせてみましょう。
また、親の近隣住民に「何かあれば連絡をください」とお願いしておくことも重要です。「地域の目」を活用した見守りネットワークは、プロのセキュリティにも劣らない抑止力になります。
実家の防犯に役立つグッズ・設備
防犯フィルム(窓)
窓ガラスに貼ることで、衝撃を与えてもガラスが飛び散らず、開口部ができにくくなります。厚さ130ミクロン以上のものが防犯効果が高く、警察庁でも推奨しています。帰省時に親と一緒に貼ることで、コミュニケーションの機会にもなります。
補助錠(玄関・窓)
玄関や窓に後付けで取り付けられる補助錠は、数千円〜1万円程度で購入できます。工事不要のタイプも多く、賃貸でも対応できます。鍵の数が増えると侵入に要する時間が格段に増え、犯罪者が諦める可能性が高まります。
センサーライト
玄関や勝手口に設置するセンサーライトは、夜間の侵入を抑止します。ソーラー充電式なら工事不要で、電気代もかかりません。帰省時に親の家の暗がりに合わせて設置場所を選び、一緒に取り付けることができます。
防犯カメラ・ネットワークカメラ
屋外用の防犯カメラは、映像記録と犯罪抑止の両面で効果があります。スマートフォン連携タイプであれば、子どもが遠隔から実家の様子を確認できる見守りツールにもなります。
→ 防犯カメラおすすめ9選|高齢者向け屋内・屋外別に徹底解説
防犯機能付き電話
通話前に「この通話は録音されます」と自動アナウンスされる電話機は、詐欺犯が電話を切る効果があります。固定電話を使っている高齢者の実家に特に有効です。月数百円のオプションから始められます。
→ 防犯機能付き電話おすすめ5選|アポ電・詐欺から高齢者を守る
プロのホームセキュリティで実家を守る
自分でできる対策をすべて実施しても、「24時間誰かが見守ってくれる」という安心感は得られません。特に遠方に住んでいる子どもにとって、プロのホームセキュリティへの加入は「最強の実家防犯対策」と言えます。
ALSOKホームセキュリティ|異常発生時に即座に対応
ALSOKのホームセキュリティは、実家に各種センサーを設置し、24時間365日、警備員がリモートで監視・対応するサービスです。侵入センサーや火災センサーが異常を検知すると、ALSOKのガードマンが現場へ急行します。
子どもが遠くに住んでいても、ALSOKが「第二の家族」として実家を見守ってくれます。「何かあったとき誰も来てくれない」という不安から解放されます。
▼ALSOKホームセキュリティの資料請求はこちら(無料)
ALSOKみまもりサポート|毎日の安否確認を自動化
「毎日連絡するのが大変」「親が電話に出ないと心配で仕事に集中できない」という方に特に向いているのが、ALSOKみまもりサポートです。
高齢者の生活動線(トイレ・キッチンなど)にセンサーを設置し、一定時間動きがなければ自動でオペレーターが確認連絡を入れる仕組みです。また、緊急時はボタンひとつでALSOKに通報できます。遠方の子どもにも状況が共有されるため、「急に連絡が取れない」という最悪のケースを防げます。
▼ALSOKみまもりサポートの資料請求はこちら(無料)
実家の防犯対策を親に「受け入れてもらう」コツ
防犯対策を勧めても「大丈夫だよ」「必要ない」と断られてしまうことがあります。高齢者の方は「まだ自分でできる」というプライドから対策を拒否することがあります。以下のアプローチが有効です。
「私が心配だから」と伝える
「あなたのために」という言い方は、「自分が弱いと思われている」と感じさせてしまいます。代わりに「私が不安で眠れないんだ」「子どもたちが安心するためにお願い」と伝えると、受け入れてもらいやすくなります。
小さな対策から始める
センサーライト1個を一緒につける、窓の補助錠をひとつ取り付けるなど、小さな対策から始めることで、防犯への意識を自然に高めることができます。「大がかりなことをしなくていい」「ちょっとした工夫でいい」というスタンスが重要です。
ニュースの話題を使う
「テレビで〇〇市の高齢者が強盗に遭っていた」「最近闇バイトで若者が実行役になっているニュースを見た」など、具体的な事例を話題にすることで、自分事として考えてもらいやすくなります。抽象的な「危ない」より、リアルな事例の方が響きます。
よくある質問(FAQ)
Q:実家の防犯対策はどこから始めればいいですか?
A:「鍵」「電話」「照明」の3つを優先してください。補助錠の追加、固定電話の留守番電話設定、センサーライトの設置は、費用が低く効果が高い対策の代表格です。次のステップとして防犯カメラやホームセキュリティの導入を検討してください。
Q:実家が遠くて帰省できません。どうすればいいですか?
A:ALSOKなどのホームセキュリティへの加入が最も有効です。資料請求・契約・設置はプロが行ってくれるため、子どもが帰省しなくても対応できます。また、スマートフォン連携の防犯カメラも遠隔で実家の様子を確認できるため、見守りとして非常に有効です。
Q:実家が古い家でも防犯カメラを設置できますか?
A:はい、できます。現在は工事不要で設置できる電池式・ソーラー式の防犯カメラも多く販売されています。屋外に設置できる防水タイプも豊富です。Wi-Fi環境があればスマートフォン連携も可能です。
Q:ホームセキュリティを導入する際の費用の目安は?
A:ALSOKのホームセキュリティは月額数千円〜のプランがあります。初期費用・月額料金はプランや住宅の規模によって異なります。まずは無料で資料請求し、詳細を確認することをおすすめします。
まとめ:実家の防犯は「帰省のたびに1つずつ」進めよう
実家の防犯対策は、一度に全部やろうとすると親の抵抗にあいます。帰省のたびに1〜2つずつ改善を積み重ねていくことが、長続きするアプローチです。
- 今日すぐできること:電話で親に「最近の詐欺ニュース」を話題にして意識を高める
- 次の帰省でやること:センサーライト・補助錠を一緒に取り付ける、防犯フィルムを貼る
- 長期的な対策:ALSOKホームセキュリティ・みまもりサポートへの加入を検討する
トクリュウ・闇バイト強盗が拡大している今、「うちの実家は大丈夫」という思い込みが最大のリスクです。ぜひ今日から一歩踏み出してください。
▼ALSOKホームセキュリティ・みまもりサポートの資料請求はこちら(無料)


コメント