シニア向け動画配信サービスおすすめ5選【2026年】操作で比較

シニア向け動画配信サービスおすすめ5選操作で比較

シニア向けの動画配信サービスは、作品数の多さではなく「月額料金」「操作のわかりやすさ」「見たい作品があるか」の3点で選ぶと失敗しません。この記事では主要5社を、60代以上の方が実際に使う場面を想定して比較します。

結論から言えば、最初の1つはAmazonプライム・ビデオが無難です。月600円と続けやすく、テレビの大画面で見るときも設定が簡単だからです。ただし「時代劇が見たい」「韓国ドラマが見たい」など目的がはっきりしている場合は別の答えになります。その分かれ道も含めてご説明します。

📋 この記事でわかること

  • シニアが動画配信サービスを選ぶときの5つの基準
  • 主要5社の料金・操作性・作品傾向の比較表
  • 「時代劇」「朝ドラ」など目的別のおすすめ
  • テレビの大画面で見るために必要なもの
  • 無料お試しの落とし穴と、解約の正しい手順
  • よくある質問への回答
結論:迷ったらコレ!総合1位

Amazonプライム・ビデオ(月600円)

★★★★★4.8

  • 主要5社でいちばん安く、続けやすい
  • Fire TV Stickと同じ会社なのでテレビで見る設定がいちばん簡単
  • 時代劇やNHKの過去作は後から追加できるので、最初から高いものを選ばなくていい

\ 無料体験があるので、画面の見やすさを試してから決められます /

※料金・無料体験の条件は変更されることがあります。最新の内容はリンク先でご確認ください。

目次

結論:シニアの最初の1本はAmazonプライム・ビデオが無難

動画配信サービスは10社以上ありますが、シニア世代が最初に選ぶなら選択肢は絞られます。理由は単純で、「使わなかったときの損が小さいこと」が何より大切だからです。

月2,000円を超えるサービスを契約して、結局ほとんど見ないまま1年払い続けた——という話は珍しくありません。一方、月600円であれば「たまに見る程度」でも負担になりませんし、動画以外の特典も付きます。

そのうえで、Amazonプライム・ビデオを最初の1本として勧める理由は3つあります。

  1. 料金がいちばん安く、続けやすい:主要5社のなかで最安の水準です
  2. テレビで見る設定がいちばん簡単:Fire TV Stickと同じ会社の製品なので、機器を挿してログインするだけで使えます
  3. 後から足せる:時代劇専門チャンネルやNHKオンデマンドを追加登録できるので、最初から高いサービスを選ぶ必要がありません

ただし万能ではありません。「見放題の旧作邦画の本数」ではU-NEXTに劣りますし、話題の海外オリジナル作品はNetflixに分があります。見たいものがはっきり決まっている場合は、そちらを優先したほうが満足度は高くなります。目的別の選び方は記事の後半でご説明します。

シニアが動画配信サービスを選ぶ5つの基準【選定基準】

若い世代の比較記事は「作品数」「画質」「同時視聴の台数」を重視しがちですが、60代以上の方が実際に使い続けられるかどうかは、まったく別の要素で決まります。本記事では次の5つを基準にしました。

基準1:月額料金は続けられる額か

年金で暮らす世帯にとって、月2,000円は決して小さくありません。年間にすると2万4,000円を超えます。「見なかった月も同じ額が引かれる」のがサブスクの性質ですから、まずは負担にならない額から始めるのが鉄則です。

物足りなくなってから上位のサービスに乗り換えても遅くありません。逆に、高いサービスから始めて「思ったより見なかった」となると、解約の手続きが億劫でずるずる払い続けることになりがちです。

基準2:画面が見やすく、操作で迷わないか

どのサービスも似たような画面に見えますが、実際に使うと違いがはっきり出ます。見るべきポイントは3つです。

  • 文字の大きさ:作品名が小さく詰まって並んでいると、探すだけで疲れます
  • 階層の浅さ:見たい作品にたどり着くまでに何回ボタンを押すか。深いほど迷子になります
  • 戻り方がわかるか:間違えたときに1つ前に戻れないと、電源を切って最初からやり直すことになります

これは実際に画面を見ないと判断できません。だからこそ、無料お試し期間のあるサービスから始める価値があります。契約前に「この画面なら使えそうか」を本人に見てもらうのが、いちばん確実な選び方です。

基準3:見たい作品(時代劇・昭和の名作・朝ドラ)があるか

シニア世代が実際に見るのは、話題の新作よりも次のようなジャンルです。

  • 時代劇(鬼平犯科帳、暴れん坊将軍、必殺シリーズ、水戸黄門など)
  • 昭和の邦画(男はつらいよ、幸せの黄色いハンカチ、青い山脈など)
  • NHKの朝ドラ・大河ドラマの過去作
  • 韓国ドラマ・中国の時代劇
  • 旅番組・自然ドキュメンタリー

ここで注意したいのが、これらは「見放題」に含まれないことがあるという点です。とくに時代劇とNHKの過去作は、専門チャンネルへの追加登録が必要な場合があります。「契約したのに見たいものがなかった」を避けるため、契約前に作品名で検索して確認しておくと確実です。

基準4:テレビの大画面で見られるか

スマートフォンやタブレットの画面は、目が疲れやすく長時間の視聴に向きません。シニア世代が動画配信を楽しむなら、テレビの大画面で見られる環境を作るのが前提と考えてください。

主要なサービスはどれもテレビ対応していますが、そのための機器(Fire TV Stickなど)を挿す必要があります。ここでもAmazonプライム・ビデオは、機器と同じ会社のサービスなので設定の手数が少なく済みます。具体的な手順は高齢者がテレビで動画配信を見る方法で写真の代わりに手順を追って解説しています。

基準5:やめたいときにすぐやめられるか

意外に軽視されがちですが、解約のしやすさは契約前に確認しておくべき最重要項目です。

「電話でしか解約できない」「解約ボタンが何階層も奥にある」というサービスだと、やめたいときにやめられません。ご高齢の方が一人で手続きできないと、結局ご家族が代行することになります。本記事で紹介する5社はいずれも画面上から解約できますが、手順の分かりやすさには差があります。

本記事の調査方法についても記しておきます。料金は2026年9月9日時点のものです。Netflix・Hulu・U-NEXT・DMM TVの4社については、公式サイトで金額を直接確認しました。Amazonプライム・ビデオの月600円は同社の公表額です。料金やプランは変更されることがありますので、契約前に必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください

シニア向け動画配信サービス5社を比較【2026年9月版】

◎=優秀 ○=標準 △=やや劣る の3段階で評価しています。

→ 表は横にスクロールできます →

👑 総合イチオシ①Amazon
プライム・ビデオ
②U-NEXT ③Hulu ④DMM TV ⑤Netflix
総合評価 ★★★★★4.8 ★★★★★4.5 ★★★★☆4.4 ★★★★☆4.3 ★★★★☆4.2
月額(税込) 600円 2,189円 1,026円 550円 890円〜
操作の
わかりやすさ
画面が単純 情報量が多い 整理されている 標準 標準
昭和の邦画
・時代劇
追加登録で◎ 本数が最多 一部あり 一部あり 少なめ
国内ドラマ 標準 豊富 日テレ系に強い 標準 標準
テレビで
見るとき
設定が最短 対応あり 対応あり 対応あり 対応あり
動画以外
の特典
配送・音楽・本 電子書籍ポイント 動画のみ DMM内特典 動画のみ
ここが強み 安さと手軽さ
迷ったらこれ
作品数が最多
見たいものが揃う
国内ドラマと
画面の見やすさ
とにかく安く
始めたい方に
話題作と
オリジナル作品
リンク 公式を見る詳しく見る ↓ 詳しく見る ↓ 詳しく見る ↓ 詳しく見る ↓ 詳しく見る ↓

※料金は2026年9月9日時点の各社公表額(税込)です。Netflixは広告つきスタンダードの金額で、上位プランは1,590円・2,290円です。料金・プランは変更されることがありますので、契約前に各公式サイトでご確認ください。

シニアにおすすめの動画配信サービス5選

① Amazonプライム・ビデオ|月600円

🥇 総合イチオシ No.1★★★★★4.8

初めての1本として、いちばん無難な選択です。月600円という金額は「見なかった月があっても許せる」水準で、これがシニア世代には何より効いてきます。画面の作りも比較的単純で、作品の並びを追っていけば目当てのものにたどり着けます。Fire TV Stickと同じ会社のサービスなので、テレビで見る設定の手数がいちばん少なくて済むのも実務的な利点です。物足りなくなったら、時代劇やNHKの専門チャンネルを後から足せる拡張性もあります。

📌 ここがポイント
  • 主要5社で最安水準の月600円。年間払いならさらに割安になる
  • Fire TV Stickとの相性が最もよく、テレビ設定の手数が少ない
  • 動画以外に配送特典・音楽の聴き放題・本の読み放題も付く
  • 時代劇専門チャンネルNET(月550円)やNHKオンデマンド(月990円)を追加登録できる
  • 無料体験があるので、画面を見てから決められる
✅ こんな方におすすめ
  • まず1つ試してみたい、失敗したくない方
  • テレビの大画面で見たいが設定に自信がない
  • 実家への配送特典も一緒に使いたいご家族

月額 600円(2026年9月9日時点・税込)

\ 当サイト総合イチオシ・迷ったらコレ /

※最新の料金・無料体験の条件はリンク先でご確認ください。

② U-NEXT|月2,189円

🥈 作品数No.1★★★★★4.5

見放題の作品数では頭ひとつ抜けています。昔の邦画、時代劇、韓国ドラマのいずれも本数が多く、「見たいものが見つからない」という不満は起きにくいサービスです。その代わり月2,189円と主要5社で最も高く、毎月しっかり見る方でないと元が取れません。画面に情報がぎっしり並ぶため、機械が苦手な方には少し情報過多に感じられることもあります。ご本人が映画好きで、毎日のように見るという場合には有力な選択肢です。

📌 ここがポイント
  • 見放題の作品数が主要5社のなかで最多クラス(公式によると42万本以上)
  • 昔の邦画・時代劇・韓国ドラマのいずれも本数が多い
  • 毎月1,200円分のポイントが付与され、電子書籍や新作レンタルに使える
  • 31日間の無料トライアルがある
  • 月2,189円と最も高い。見る頻度が低いと割高になる
  • 画面の情報量が多く、機械が苦手な方には慣れが必要
✅ こんな方におすすめ
  • ご本人が映画好きで、ほぼ毎日見る
  • 見たい作品が具体的にたくさんある
  • 料金より作品の充実を優先したい

月額 2,189円(2026年9月9日時点・税込)

※当サイトはU-NEXTのアフィリエイトプログラムと提携していないため、リンクは掲載していません。ご検討の際は「U-NEXT 公式」で検索してください。

③ Hulu|月1,026円

🥉 国内ドラマNo.1★★★★☆4.4

日本テレビ系の国内ドラマに強く、見逃した連続ドラマを最初から追いかけたい方に向いています。料金は月1,026円と中間的で、プランが1つしかないため「どのプランにすればいいのか」で迷わずに済むのは、シニア世代には地味に大きな利点です。画面も比較的整理されていて探しやすい部類に入ります。一方、昭和の邦画や時代劇の本数はU-NEXTに及びません。

📌 ここがポイント
  • プランが1つだけなので、選ぶときに迷わない
  • 日本テレビ系の国内ドラマに強い
  • 画面が整理されており、作品を探しやすい
  • 昭和の邦画・時代劇の本数はU-NEXTに劣る
  • 2週間の無料お試しがある
✅ こんな方におすすめ
  • 国内の連続ドラマをよく見る方
  • プラン選びで迷いたくない
  • 月1,000円前後がちょうどよい予算感の方

月額 1,026円(2026年9月9日時点・税込/公式サイトで確認)

※当サイトはHuluのアフィリエイトプログラムと提携していないため、リンクは掲載していません。ご検討の際は「Hulu 公式」で検索してください。

④ DMM TV|月550円

💰 最安で試せる★★★★☆4.3

主要5社のなかで最も安く、月550円で始められます。「とにかく安く試したい」という方には有力です。時代劇も一部が見放題に含まれており、価格を考えれば健闘しています。ただしアニメやバラエティに力を入れているサービスで、シニア世代が求める昭和の名作や海外の名画は手薄です。安さを最優先し、見たい作品が見つかれば儲けもの、という考え方で使うのが向いています。

📌 ここがポイント
  • 主要5社で最安の月550円
  • 時代劇の一部が見放題に含まれる
  • アニメ・バラエティの比重が大きく、シニア向け作品は手薄
  • 14日間の無料体験がある
  • 安いぶん「合わなかったときの損」が小さい
✅ こんな方におすすめ
  • 金額をいちばん重視する
  • 時代劇を安く楽しめれば十分という方
  • お孫さんとアニメも一緒に見るご家庭

月額 550円(2026年9月9日時点・税込)

※当サイトはDMM TVのアフィリエイトプログラムと提携していないため、リンクは掲載していません。ご検討の際は「DMM TV 公式」で検索してください。

⑤ Netflix|月890円〜

🌏 話題作・オリジナル★★★★☆4.2

知名度が高く、お孫さんやご家族から勧められて名前を知ったという方も多いはずです。独自制作の話題作が強みで、韓国ドラマもよく揃っています。ただしシニア世代が見たい昭和の邦画や時代劇は手薄で、「日本の懐かしい映画を見たい」という目的には向きません。またプランが3つあり、どれを選ぶかで迷いやすいのも、機械が苦手な方にはひと手間になります。

📌 ここがポイント
  • プランは3つ:広告つきスタンダード890円/スタンダード1,590円/プレミアム2,290円
  • 独自制作の話題作と韓国ドラマに強い
  • 昭和の邦画・時代劇は手薄
  • プラン選びで迷いやすい(安いプランには広告が入る)
  • 無料お試しは現在提供されていない
✅ こんな方におすすめ
  • 韓国ドラマをよく見る方
  • ご家族と話題の作品を共有したい
  • 日本の旧作より新しい作品を見たい

月額 890円〜2,290円(2026年9月9日時点・税込/公式サイトで確認)

※当サイトはNetflixのアフィリエイトプログラムと提携していないため、リンクは掲載していません。ご検討の際は「Netflix 公式」で検索してください。

目的別の選び方|見たいものが決まっている場合

「とりあえず何か見たい」ならプライム・ビデオで問題ありませんが、見たいものがはっきりしている場合は答えが変わります。目的別に整理します。

時代劇を思い切り見たい

おすすめはプライム・ビデオ+時代劇専門チャンネルNET(月550円の追加登録)です。合わせて月1,150円で、鬼平犯科帳・暴れん坊将軍・必殺シリーズ・座頭市といった名作がまとめて見られます。

この方式の利点は、画面も支払いもAmazonにまとまることです。新しいサービスに登録し直す必要がなく、操作を覚え直さずに済みます。ご高齢の方にとって「覚えることが増えない」のは想像以上に大きな価値があります。

朝ドラ・大河ドラマの過去作を見たい

プライム・ビデオ+NHKオンデマンド(月990円の追加登録)で見られます。合わせて月1,590円です。連続テレビ小説や大河ドラマの過去作をまとめて追いかけられます。

なお、NHKオンデマンドはNHKの公式サイトから直接契約することもできますが、その場合は支払いも画面も別になります。すでにプライム・ビデオを使っているなら、そちらから追加するほうが管理が楽です。二重に契約してしまう事故もあるので、追加登録する前に既存の契約を確認してください。

昭和の邦画・名作をたくさん見たい

本数で選ぶならU-NEXTです。月2,189円と高めですが、旧作邦画の見放題本数では優位に立ちます。毎日のように映画を見る方であれば、1日あたり73円と考えれば決して高くありません。

ただし、見たい作品が10本20本と決まっているだけなら、月額を払い続けるよりDVDを買うか、レンタルで単発購入したほうが安く済むこともあります。「たくさん見るかどうか」が分かれ目です。

韓国ドラマを見たい

NetflixかU-NEXTが有力です。Netflixは話題の新しい作品に、U-NEXTは本数の多さに強みがあります。韓国の時代劇(宮廷もの)を好まれる方はU-NEXTのほうが見つかりやすい傾向です。

お金をかけずに済ませたい

月額を一切払わない選択肢もあります。テレビにFire TV Stickなどの機器を挿せば、次の無料サービスが使えます。

  • TVer:民放各局の番組を放送後1週間ほど無料で見られます。「見逃した」がなくなります
  • YouTube:昔の歌謡曲、旅の風景、健康体操など、シニア世代に人気の内容が豊富です
  • NHKプラス:受信契約があれば、NHKの番組を追いかけ再生できます

「有料はまだ不安」という親御さんには、まずこの3つだけを入れて渡すのも良い方法です。使い方に慣れてから有料サービスを提案すると、受け入れられやすくなります

1年間でいくらかかる?費用シミュレーション

月額だけを見ていると差が小さく感じますが、1年に直すと金額の開きがはっきりします。年金で暮らす世帯では、この差が判断を分けることも少なくありません。

サービス月額年間最安との差
DMM TV550円6,600円
Amazonプライム・ビデオ600円7,200円+600円
Netflix(広告つき)890円10,680円+4,080円
Hulu1,026円12,312円+5,712円
U-NEXT2,189円26,268円+19,668円

いちばん安いDMM TVと、いちばん高いU-NEXTでは年間で約2万円の差になります。U-NEXTの作品数は確かに魅力ですが、月に2〜3本しか見ないのであれば、その2万円でDVDを何本も買えてしまう計算です。

目安として、週に2本以上見るならU-NEXTのような月額の高いサービスでも元が取れます。月に数本程度なら、安いサービスか、見たい作品だけを単発でレンタルするほうが合理的です。

専門チャンネルを足した場合の年間費用

時代劇やNHKの過去作を見たい場合、Amazonプライム・ビデオに専門チャンネルを追加する形になります。その場合の年間費用も見ておきましょう。

組み合わせ月額年間
プライム・ビデオ単体600円7,200円
プライム・ビデオ+時代劇専門チャンネルNET1,150円13,800円
プライム・ビデオ+NHKオンデマンド1,590円19,080円
プライム・ビデオ+両方2,140円25,680円

注目したいのは、プライム・ビデオに時代劇専門チャンネルを足しても年13,800円で、U-NEXT単体(年26,268円)の約半分という点です。「見たいのは時代劇」とはっきりしているなら、この組み合わせが費用面でもっとも効率的になります。

逆に、時代劇もNHKも両方見たいとなると年25,680円となり、U-NEXTと変わらない水準になります。この段階まで来たら、作品数で勝るU-NEXTを検討する価値が出てきます。追加チャンネルは2つまで、それ以上増えるなら乗り換えを考える——これが一つの目安です。

※上記は2026年9月9日時点の公表額をもとにした試算です。実際の請求額は契約時期やプランによって異なります。

家族が代わりに契約するときの段取り

実際には、ご高齢の本人ではなくご家族が契約・設定を代行するケースがほとんどです。ここでつまずくと「せっかく契約したのに使われない」という結果になります。順を追って整理します。

手順1:見たいものを本人に聞いてから選ぶ

いちばん多い失敗が、ご家族が良かれと思って選んだサービスに、本人の見たいものが入っていなかったというものです。「何が見たい?」と漠然と聞いても答えが出ないことが多いので、具体的な作品名やジャンルで尋ねてください。

  • 「水戸黄門とか、暴れん坊将軍みたいな時代劇は見たい?」
  • 「昔の朝ドラをもう一回見たいと思う?」
  • 「寅さん(男はつらいよ)は好きだった?」
  • 「韓国のドラマは見たことある?」

この答えで選ぶべきサービスがほぼ決まります。時代劇なら「プライム・ビデオ+時代劇専門チャンネル」、朝ドラなら「プライム・ビデオ+NHKオンデマンド」といった具合です。

手順2:アカウントは親名義で作る

前述のとおり、ご家族のアカウントを流用すると視聴履歴が混ざります。メールアドレスはご家族が用意して構いませんが、アカウント自体は親御さん専用にしてください。おすすめ作品の欄が親御さん向けに整うだけで、探しやすさがまったく変わります。

パスワードは紙に書いてテレビの近くに置いておきます。セキュリティ上は褒められた方法ではありませんが、実家という限られた環境では「思い出せなくて使えない」ほうが実害が大きいためです。ネット銀行などの重要なパスワードとは別のものにしておけば、リスクは限定できます。

手順3:無料お試しの終了日を自分のカレンダーに入れる

代行して契約した以上、終了日の管理もご家族の役目です。親御さんに「31日後に切り替わるから覚えておいて」と伝えても、まず覚えていません。ご自身のスマートフォンのカレンダーに、終了日の3日前で通知を入れておいてください。

手順4:一緒に1本見てから帰る

設定だけ済ませて帰ると、翌日にはもう触らなくなっていた——これは本当によくあります。親御さん自身にリモコンを持ってもらい、電源を入れるところから再生までを一度やってもらってください

そのうえで、よく見るであろう作品を1本「続きから見る」の欄に入れた状態にしておくと、次に電源を入れたときに目に入ります。この一手間が、使い続けてもらえるかどうかを分けます。

手順5:操作を紙に書いて残す

口頭で説明しても、翌週には忘れています。次の3つだけを大きな字で紙に書き、テレビの横に貼っておいてください。

  1. テレビの電源を入れる(このリモコンの丸いボタン)
  2. 入力を「HDMI1」にする(すでに設定済みなら不要)
  3. 見たいものを選んで、真ん中のボタンを押す

あれこれ書くと読まれません。3行で収めるのがコツです。

サービスを乗り換えるときの手順

「思ったより見たいものがなかった」「もっと安いところに変えたい」というときの乗り換え手順です。順番を間違えると二重に払うことになるので注意してください。

  1. 今の契約がいつまで有効かを確認する:多くのサービスは解約しても契約期間の終わりまで見られます
  2. 先に解約手続きをする:期間の終わりまでは見られるので、早めに解約しても損はしません
  3. 期間が終わってから次のサービスに申し込む:同時期に2つ契約すると、その月は二重払いになります
  4. 新しいサービスをテレビに追加する:Fire TV Stickにアプリを入れ、ログインします
  5. 古いアプリはテレビから消す:残っていると親御さんが間違えて開き、「見られない」と混乱します

最後の5番目は忘れられがちですが重要です。解約済みのアプリが画面に残っていると、開くたびに「ログインしてください」と表示され、故障したと勘違いされます。乗り換えたら必ず古いアプリを消してください。

テレビの大画面で見るために必要なもの

どのサービスを選んでも、テレビで見るには機器が必要です(動画配信アプリが最初から入っているテレビを除く)。もっとも普及していて、価格も手ごろなのがFire TV Stickです。

⑥ 【New】Amazon Fire TV Stick HD|¥6,980

📺 テレビで見るならこれ★★★★★4.7
【New】Amazon Fire TV Stick HD(シニア向け動画配信サービス)

テレビのHDMI差込口に挿すだけで、紹介した5社のサービスがすべてテレビで見られるようになります。実家のテレビは4Kに対応していないフルHDであることが多く、その場合は上位機種を買っても画質は変わらないため、最安のHDモデルで十分です。付属のリモコンでテレビの電源と音量も操作できるので、手元に置くリモコンを1本に減らせるのも高齢の方には効いてきます。

📌 ここがポイント
  • Prime Video・Netflix・U-NEXT・Hulu・TVer・NHKプラスなど幅広く対応
  • 付属USB-Cケーブルでテレビから給電でき、コンセントを増やさずに済む
  • リモコン1本でテレビの電源・音量まで操作できる
  • フルHDのテレビなら上位機種との画質差は出ない
✅ こんな方におすすめ
  • 実家のテレビでまず動画配信を試したい
  • テレビ周りの配線を増やしたくない
  • リモコンを1本にまとめたいご家庭

Amazon販売価格 ¥6,980(2026年9月9日時点)

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接続から視聴までの手順、つまずきやすい場所、親御さんへの渡し方の工夫は高齢者がテレビで動画配信を見る方法【2026年】機器5選と手順で詳しく解説しています。機器選びで迷う場合もこちらをご覧ください。

契約前に知っておきたい4つの注意点

ここを押さえておかないと、あとで「話が違う」となりがちな点をまとめます。とくにご家族が代わりに契約する場合は、目を通しておいてください。

見放題と別料金(レンタル)の違い

どのサービスでも、月額料金に含まれる「見放題」の作品と、追加料金がかかる「レンタル」の作品が同じ画面に並びます。新しい映画ほどレンタル扱いになりやすく、見放題だと思って進めたら課金されていた、という事故が起こり得ます。

対策は、購入時に暗証番号(PIN)の入力を求める設定を有効にしておくことです。番号はご家族が管理し、親御さんには伝えません。これで誤って決定ボタンを押しても購入は成立しません。設定は2分ほどで終わりますので、渡す前に必ず済ませておいてください。

無料お試しの落とし穴(自動更新)

無料お試しは便利ですが、期間が終わると自動的に有料へ切り替わります。「無料だと思っていたのに引き落とされた」というのは、この仕組みを知らなかったために起こります。

お試しを始めたら、その日のうちにカレンダーへ終了日を書き込んでおきましょう。続けるかどうかを終了日の2〜3日前に判断すれば、慌てずに済みます。ご家族が代わりに登録した場合は、ご家族側で管理してください。

解約は「契約したところ」で行う

意外な落とし穴が、どこから契約したかによって解約先が変わることです。たとえば同じサービスでも、公式サイトから契約した場合と、Amazonの画面から追加登録した場合では、解約の手続き先が異なります。

「解約したはずなのに引き落としが続く」というトラブルの多くはこれが原因です。契約したときに、どこから申し込んだかをメモに残しておくことをおすすめします。ご家族が代行する場合は、そのメモを共有しておいてください。

家族のアカウントを使うと履歴が混ざる

手軽さからご家族のアカウントをそのまま使いたくなりますが、おすすめしません。ご家族の視聴履歴やおすすめ作品が親御さんの画面に出てしまい、見たい番組が探しにくくなります。逆に親御さんの履歴もご家族側に混ざります。

基本は親御さん名義でアカウントを新しく用意するのが正解です。メールアドレスと支払い方法はご家族が管理して構いません。料金はご家族が負担し、画面は親御さん専用にする——この形がいちばんトラブルが少なくなります。

聞こえにくい・見えにくいときの対策

サービスを契約しても、「音が聞き取れない」という理由で使われなくなることがあります。とくに薄型テレビはスピーカーが背面や下向きに付いていることが多く、加齢に伴う聞こえの変化と重なると、音楽や効果音は聞こえるのにセリフだけ分からないという状態になります。

対策は3つあります。

  1. 字幕を表示する:多くのサービスは日本語作品にも日本語字幕を出せます。これだけで解決することもあります
  2. 手元スピーカーを置く:耳元で音が鳴るので音量を上げずに済み、同居のご家族にも迷惑がかかりません
  3. テレビ用イヤホンを使う:ご本人だけが聞きたい場合に有効です

機器選びは高齢者向けスピーカーおすすめ12選テレビ用イヤホン高齢者向けおすすめ6選で比較しています。字幕の出し方は紙に書いて残しておくと、ご本人だけでも設定できるようになります。

シニアがつまずきやすい操作と対処法

契約後に「使えない」と電話がかかってくる原因は、だいたい決まっています。あらかじめ知っておけば、電話口でも解決できます。

「画面が真っ暗で何も映らない」

ほとんどの場合、テレビの入力が地上波に戻っているだけです。テレビのリモコンの「入力切替」を押し、機器を挿している番号(HDMI1など)を選べば戻ります。

これが頻発するようなら、Fire TVのリモコンでテレビの電源を入れる習慣にしてもらうと解決します。この操作なら入力が自動で切り替わるためです。「テレビのリモコンではなく、こちらの黒いリモコンで電源を入れてください」と伝えてください。

「変な画面に入ってしまって戻れない」

リモコンの「ホーム」ボタン(家のマーク)を押せば必ず最初の画面に戻ります。これだけは覚えてもらう価値があります。紙に「困ったら家のマーク」と書いて貼っておくと、電話が減ります。

「戻る」ボタン(左向きの矢印)でも1つ前に戻れますが、何回押せばよいか分からなくなりがちです。迷ったら家のマーク、と1つに絞って教えるほうが確実です。

「音が出ない・小さすぎる」

まず確認するのは、テレビ側の音量とFire TV側の音量のどちらが下がっているかです。Fire TVのリモコンで音量を上げても変わらない場合は、テレビ本体が消音になっている可能性があります。

音量は出ているのにセリフが聞き取れないという場合は、前述のとおり字幕表示か手元スピーカーで対処します。音量を上げるだけでは解決しないのがこの問題の難しいところで、ここを取り違えると「ボリュームを上げすぎて近所迷惑」という別の問題を生みます。

「字幕の出し方がわからない」

再生中に決定ボタンを押すと、画面の下や横に設定の項目が出てきます。そこに「字幕」または「吹き替え・字幕」の項目があります。サービスによって場所が違うので、契約したサービスで一度実際に操作して、その手順を紙に書いて残すのが確実です。

なお、日本語作品に日本語字幕が付いていないこともあります。この場合は字幕では解決しないため、手元スピーカーやイヤホンでの対処になります。

「見たい番組が探せない」

作品名で検索するには文字入力が必要ですが、リモコンでの入力はご高齢の方にはかなりの負担です。おすすめは音声検索です。リモコンのマイクのボタンを押しながら「男はつらいよ」と話しかければ、それだけで候補が出ます。

この機能は、文字入力が苦手な方にとって想像以上に有効です。設定のときに一度、目の前で実演してみせてください。「話しかけるだけでいいのか」と分かれば、使ってもらえる確率が大きく上がります。

「途中で止まる・画像が粗くなる」

インターネットの速度が足りていないサインです。実家のWi-Fiが古い機種だったり、ルーターがテレビから遠かったりすると起こります。

まずはルーターの再起動(電源を抜いて30秒待ち、挿し直す)を試してください。それでも改善しない場合は、ルーターの置き場所を変えるか、機種の見直しを検討します。詳しくは高齢者向けWi-Fiルーターおすすめ7選をご覧ください。

よくある質問(FAQ)

高齢者向けの動画サブスクはどれが一番いいですか?

最初の1つはAmazonプライム・ビデオが無難です。月600円と主要5社で最安水準のため、あまり見なかった月があっても負担になりません。Fire TV Stickと同じ会社のサービスでテレビ設定も簡単です。時代劇やNHKの過去作は後から専門チャンネルを追加できるので、最初から高いサービスを選ぶ必要がありません。

動画配信サービスはどれが一番いいのでしょうか?

見る人と目的によって答えが変わります。迷っているなら安いところから始めるのが正解です。作品数を最優先するならU-NEXT、国内ドラマならHulu、金額最優先ならDMM TV、韓国ドラマや話題作ならNetflixが向きます。まず1つだけ契約し、物足りなければ乗り換えるという進め方をおすすめします。

テレビにサブスクを映す方法はありますか?

あります。テレビのHDMI差込口にFire TV Stickなどの機器を挿し、Wi-Fiにつなぐだけです。テレビの買い替えも工事も不要で、費用は6,980円からです。設定は画面の案内に沿って進める形で、慣れた方なら15分、初めてでも30分ほどで終わります。動画配信アプリが最初から入っているテレビなら機器も不要です。

シニア向けの動画配信サービスに無料のものはありますか?

あります。TVerは民放各局の番組を放送後1週間ほど無料で見られ、YouTubeも無料です。受信契約があればNHKプラスも使えます。いずれもFire TV Stickなどの機器を挿せばテレビの大画面で見られます。有料サービスに不安がある方は、まずこの3つから始めて、慣れてから検討するのがおすすめです。

時代劇が見られるサービスはどれですか?

本数で選ぶならU-NEXTですが、費用対効果ではAmazonプライム・ビデオに時代劇専門チャンネルNET(月550円)を追加する方法が優れています。合計月1,150円で、鬼平犯科帳・暴れん坊将軍・必殺シリーズ・座頭市などがまとめて見られます。画面も支払いもAmazonにまとまるため、操作を覚え直さずに済むのも利点です。

解約したいのにやり方がわかりません

まず「どこから契約したか」を確認してください。公式サイトから契約した場合とAmazonの画面から追加登録した場合では、解約の手続き先が異なります。ここを取り違えると「解約したのに引き落としが続く」ことになります。契約時にどこから申し込んだかをメモに残しておくと、この問題は起こりません。

スマホを持っていなくても契約できますか?

契約にはメールアドレスと支払い方法の登録が必要なため、まったく機器がない状態では難しいのが実情です。ただしご家族が代わりに登録し、支払いも管理する形にすれば、ご本人はテレビのリモコンだけで視聴できます。実際、この形をとっているご家庭は多くあります。

まとめ

シニア向けの動画配信サービスの選び方を、料金・操作・作品の3面から比較しました。要点を整理します。

  • 最初の1つはAmazonプライム・ビデオ(月600円)が無難。安く、テレビ設定が簡単で、後から足せる
  • 作品数を最優先するならU-NEXT、国内ドラマならHulu、金額最優先ならDMM TV、韓国ドラマならNetflix
  • 時代劇はプライム・ビデオ+時代劇専門チャンネルNET(合計月1,150円)が費用対効果で優れる
  • 朝ドラ・大河の過去作はプライム・ビデオ+NHKオンデマンド(合計月1,590円)
  • お金をかけたくないならTVer・YouTube・NHKプラスだけでも十分楽しめる
  • テレビで見るにはFire TV Stick(6,980円〜)が必要
  • 契約前に誤購入防止のPIN設定・無料お試しの終了日・解約先の3つを押さえておく

目的別 おすすめサービス

👑 迷ったらコレ(安さと手軽さ)

🎬 作品数を最優先したい

📺 国内ドラマをよく見る

💰 とにかく安く始めたい

🌏 韓国ドラマ・話題作を見たい

🔌 テレビで見るための機器

動画配信は、外出が減った時間を埋めてくれる手段のひとつです。月600円から試せますので、まずは無料お試しで画面を見てみることから始めてみてください。合わなければやめられる、というのがこの仕組みの良いところです。

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シルバーチョイス編集部では、アクティブシニアの皆さんに「選んでよかった」という感動を届けるべくお役立ち情報をお届けしています。

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