温水洗浄便座を高齢者のために選ぶなら、洗浄の強さより先に便座が冷たくないことを見てください。冬の朝、暖かい布団から出てきて冷たい便座に座る。この温度差は、よく語られる脱衣所と同じことがトイレでも起きているという意味です。この記事では、2026年9月25日にAmazonの実際のページで販売元と価格を確認した7製品を、暖房便座だけの機種も含めて比較します。
📋 この記事でわかること
- トイレが冬に危ない場所になる理由と、便座の温度で防げること
- 洗浄まで要るか、便座が暖かければ足りるかの決め方(¥9,409から選べます)
- 高齢者向け温水洗浄便座の選び方6つのポイント(電気代・リモコン・脱臭)
- Amazon直販7製品の比較表と、用途別のおすすめ
- 取り付けは自分でできるのか、業者に頼むといくらかかるのか

東芝 温水洗浄便座 クリーンウォッシュ SCS-T162(W)
★★★★☆4.3
- 温水洗浄と暖房便座がそろって¥16,980と、この機能で最も手が届きやすい価格です
- 座るとすぐに自動で脱臭。同居のご家族への気づかいが要りません
- 汚れがつきにくいステンレスノズルで、ノズル洗浄モードも備えています
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※¥16,980は2026年9月25日時点のAmazon税込価格です。最新価格はリンク先でご確認ください。
高齢者のトイレは、冬に危ない場所になります
冬の温度差といえば脱衣所と浴室が語られますが、トイレにも同じことが起きています。しかもトイレは1日に何度も、しかも夜中や早朝に使う場所です。
冷たい便座に座った瞬間に起きること
暖房の効いた居間や布団の中から、暖房のないトイレへ移動する。それだけでも体は冷えますが、冷たい便座に肌が直接触れると、体はさらに強く反応します。冷たさの刺激で血管が縮み、血圧が上がります。
そのうえ、排便時にいきむと血圧はさらに上がります。冷たい便座でいきむという組み合わせが、冬のトイレを危ない場所にしています。便座が暖かければ、少なくとも「座った瞬間の冷たさ」という引き金は取り除けます。
高齢になるほどトイレに行く回数が増えます
夜間に2回も3回もトイレに起きる方は珍しくありません。つまり、家のなかで最も寒い時間帯に、最も寒い部屋へ、繰り返し行くことになります。日中に1回だけ使う設備とは意味が違います。
便座の暖房は電源を入れておくだけで働くので、寝ぼけた状態でもスイッチ操作が要りません。これは高齢者にとって大きな利点です。トイレに小さな暖房器具を置く方法もありますが、消し忘れや、寝ぼけた足で蹴ってしまう危険を考えると、便座そのものを暖めるほうが安全です。
脱衣所だけ暖めても足りません
入浴前に脱衣所を暖める対策はよく知られていますが、トイレは見落とされがちです。入浴は1日1回、トイレは1日に何度も。回数で考えれば、トイレのほうが温度差にさらされる機会は多いといえます。居室の暖房器具については高齢者に安全な暖房器具・ヒーターおすすめ7選で詳しく解説しています。
まず決めること|洗浄まで要るか、便座が暖かければ足りるか
商品を見る前に、ここを決めてください。選択肢は2つあり、価格が大きく違います。
- 暖房便座(洗浄なし):便座が暖かくなるだけの製品。¥9,409から。電源を差すだけで、水道につなぐ必要がありません。操作は温度のつまみだけ
- 温水洗浄便座:暖房便座の機能に、おしり洗浄・脱臭などが加わります。¥16,980から。給水管から水を分岐させる作業が必要です
「温水洗浄便座がほしい」と思って探し始めた方でも、実際に必要なのが便座の暖かさだけなら、暖房便座で十分です。水道につながないぶん、取り付けの難易度も水漏れの心配も下がります。ご本人が洗浄機能を使いこなせるかどうか、今のトイレで洗浄を使っているかどうかで判断してください。
一方で、体をかがめて拭く動作がつらくなってきた方には、洗浄機能が生活のしやすさを大きく変えます。この場合は温水洗浄便座を選んでください。本記事では③が暖房便座のみ、それ以外が温水洗浄便座です。
高齢者向け温水洗浄便座の選び方6つのポイント
一般的な比較記事では、洗浄の心地よさやノズルの清潔さが中心に語られます。ここでは高齢のご家族が毎日使うことを前提に、6つの視点で整理します。
①貯湯式か瞬間式か|電気代の差は年間で出ます
温水洗浄便座は、お湯の作り方で2種類に分かれます。
- 貯湯式:タンクにお湯をためて保温しておく方式。本体価格が安い(¥16,980〜)。ただし使わない時間もタンクを暖め続けるため、待機電力がかかります
- 瞬間式:使うときだけ瞬間的にお湯を作る方式。本体価格は高い(¥47,000〜)が、ためておく必要がないぶん電気代が抑えられます
差がどれくらいかは、メーカーの公表値で確認できます。本記事で紹介するTOTOの瞬間式は年間消費電力量が90kWh/年(②)と66kWh/年(⑦)と公表されています(いずれもタイマー節電機能を使った場合の値)。
ここで高齢者ならではの判断が要ります。一人暮らしで使用回数が少ないほど、貯湯式の「使っていないのに暖め続ける」損が相対的に大きくなります。ただし本体価格の差は数万円あり、これを電気代で取り戻すには長い年数がかかります。使う年数を何年と見るかで結論が変わる、と考えてください。あと数年で施設への入居も考えている、という事情があるなら貯湯式の安い機種で十分です。
②リモコンを押せるか|壁付けか、本体の横か
一般の比較記事は「壁リモコンのほうがすっきりする」という観点で語りますが、高齢者の場合は別の見方が要ります。
- 壁リモコン:文字が大きく、ボタンも押しやすい製品が多い。ただし座ったまま手が届く位置に付けられるかを確認してください。振り向いて押す位置だと、体をひねることになります
- 本体横の操作パネル(袖リモコン):手元にあるので迷いませんが、ボタンが小さく文字も細かい製品があります
どちらの方式でも、ボタンの数が少ないほうが高齢者には向きます。機能が多い上位機種ほどボタンが増え、押し間違いが起きやすくなります。洗浄・ビデ・止める、の3つがすぐ分かる配置かどうかを見てください。
③便座の温度調節と、節電タイマー
便座の温度は、季節によって切り替えられるものを選びます。たとえば本記事の③は切・低(34度)・中(36度)・高(38度)の4段階で、冬は高、夏は切、というように使い分けられます。
あわせて節電タイマーの有無を見てください。③には「8時間切」のスイッチがあり、就寝前や外出前に押しておくと8時間だけ通電が止まり、その後は自動で元の設定温度に戻ります。高齢者にとって大切なのは、切ったあとに自分で入れ直さなくてよいことです。手動で切るだけの機能だと、入れ忘れて冷たいまま使うことになります。
④脱臭機能|同居のご家族への配慮
脱臭は、ご本人のためというより同居のご家族との関係のために効きます。においを気にして家族が使う時間をずらす、といった気疲れがなくなります。
選ぶなら自動で働くものにしてください。座ると自動で脱臭が始まり、立ったあともしばらく続く方式なら、ボタンを押す必要がありません。本記事では③以外のすべてが脱臭機能を備えており、①④⑥は着座に連動して自動で働きます。
⑤お手入れのしやすさ|継ぎ目と着脱
掃除は多くの場合ご家族がしますが、ご本人が続けられるかも大切です。見るべき点は2つあります。
- 継ぎ目がないか。汚れがたまる溝がなければ、ひと拭きで済みます
- 便フタや本体が外せるか。奥まで手が届かない部分を、外して拭けるかどうかで手間が変わります
暖房便座コードが本体の外に出ていると、そこにホコリが付きます。コードを内蔵した製品(本記事の④)なら、この手間が減ります。
⑥自分の家の便器に付くか
買う前の最後の確認です。次の3点を実際に測るか、目で見てください。
- 便座の取付穴から便器の先端までの長さ。おおむね440mmなら「レギュラー(普通)」、470mmなら「エロンゲート(大型)」です。多くの製品は兼用ですが、必ず確認してください
- トイレの中にコンセントがあるか。ない場合は電気工事が必要になります。古い家では特に注意が要ります
- 便器と一体になっていないか。タンクと便器が一体化したタイプや、和式・特殊形状の便器には取り付けられません
本記事の調査方法・選定プロセス
本記事では、Amazon.co.jpが直接販売・発送する商品のみを対象に調査しました。価格・在庫・販売元は2026年9月25日に実際の商品ページを一件ずつ開いて確認したもので、7製品すべてが調査時点でAmazon.co.jpの直販であることを確認しています。マーケットプレイス出品者が販売する商品と、お届けまで1か月近くかかる商品は候補から除外しました。選定にあたっては、高齢の方が毎日使うことを想定し、便座の温度調節・操作のわかりやすさ・脱臭・お手入れのしやすさ・電気代を中心に評価しています。価格帯は¥9,409から¥81,501まで幅を持たせ、暖房便座のみの選択肢も含めました。
【比較表】高齢者向け温水洗浄便座7製品を比較
7製品を横に並べました。③だけが暖房便座(洗浄機能なし)で、残りは温水洗浄便座です。
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| 👑①東芝 SCS-T162(W) |
②TOTO TCF8CM67 |
③SANEI 暖房便座 PW9042-W |
④LIXIL CW-RG20 |
⑤LIXIL CW-RT2 |
⑥パナソニック DL-RT50-WS |
⑦TOTO TCF8GM54 |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品画像 | ![]() |
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| 総合評価 | ★★★★☆4.3 | ★★★★★4.6 | ★★★★☆4.4 | ★★★★☆4.2 | ★★★★☆4.3 | ★★★★☆4.4 | ★★★★★4.9 |
| 方式 | 貯湯式 | 瞬間式 | 暖房便座のみ | 貯湯式 | 貯湯式 | 瞬間式 | 瞬間式 |
| おしり洗浄 | ◎ 3種 | ◎ | なし | ◎ 泡ジェット | ○ | ◎ 3種×3段階 | ◎ |
| 便座の暖房 | ◎ | ◎ | ◎ 3段階 34/36/38度 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 脱臭 | ◎ 自動 | ○ | なし | ◎ 自動・ 立った後1分 |
○ | ◎ ナノイーX | ○ |
| 高齢者に うれしい点 |
温水洗浄で 最も安い |
電気代90kWh/年 (公表値) |
水道につながず 電源だけで使える |
コード内蔵で 掃除がラク |
2年保証の 日本製 |
銀イオン便座で 清潔 |
電気代66kWh/年 (公表値) |
| 色 | ホワイト | パステル アイボリー |
ホワイト | ピュア ホワイト |
ピンク | ホワイト | ホワイト |
| 価格 | ¥16,980 | ¥55,739 | ¥9,409 | ¥24,176 | ¥36,436 | ¥57,000 | ¥81,501 |
| 購入 | Amazonで見る詳細を読む | Amazonで見る詳細を読む | Amazonで見る詳細を読む | Amazonで見る詳細を読む | Amazonで見る詳細を読む | Amazonで見る詳細を読む | Amazonで見る詳細を読む |
※価格・在庫は2026年9月25日時点のAmazon税込価格です。年間消費電力量はTOTOの公表値(タイマー節電機能を使用した場合)です。⑤はピンクのみの取り扱いのため、白系をご希望なら④をご検討ください。
高齢者向け温水洗浄便座おすすめ7選
安い順ではなく、高齢のご家族に向く順に並べています。③は洗浄機能のない暖房便座で、「便座の冷たさだけ何とかしたい」という方に向きます。
①東芝 温水洗浄便座 クリーンウォッシュ SCS-T162(W)|¥16,980
🥇 総合イチオシ No.1
★★★★☆4.3
温水洗浄と暖房便座がそろって¥16,980。本記事で比較した温水洗浄便座の中で最も手が届きやすい価格です。最初の1台として、これを基準に考えるとよいと思います。
高齢のご家族向けに評価したいのは脱臭が自動で始まる点です。座るとすぐ働くので、ボタンを押す必要も、押し忘れもありません。脱臭は本人よりむしろ同居のご家族のためになる機能ですから、意識せずに働くことに意味があります。
ノズルは汚れがつきにくいステンレス製で、ノズル洗浄モードも備えています。洗浄はおしり・ビデに加えて集中洗浄とムーブ洗浄が選べます。方式は貯湯式なので、瞬間式に比べると待機電力はかかりますが、本体価格の差は3万円以上あります。使う年数を長く見込まないのであれば、こちらで十分です。
- 温水洗浄と暖房便座がそろって¥16,980。本記事の温水洗浄便座で最安
- 座るとすぐ自動で脱臭。ボタン操作が要らない
- 汚れがつきにくいステンレスノズル+ノズル洗浄モード
- 洗浄は4種類(おしり/ビデ/集中洗浄/ムーブ洗浄)
- 初めて温水洗浄便座を付ける方
- 予算を抑えつつ、便座の暖かさと洗浄の両方がほしい方
- 操作を覚えるのが面倒で、自動で働く機能を重視する方
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※¥16,980は2026年9月25日時点のAmazon税込価格です。
②TOTO ウォシュレット KMシリーズ 瞬間式 TCF8CM67#SC1|¥55,739
🥈 瞬間式の定番
★★★★★4.6
「ウォシュレット」の名前で知られるTOTOの瞬間式です。レビュー件数が600件を超えて★4.6を保っており、本記事の中でも実績の厚い1台です。
瞬間式は使うときだけお湯を作るので、タンクを常に保温しておく貯湯式と比べて電気代が抑えられます。この機種の年間消費電力量はTOTOの公表値で90kWh/年(タイマー節電機能を使わない場合は113kWh/年)。数字が公表されているため、ご自宅の電気料金単価をかければ年間の目安が出せます。
リモコン・リモコンハンガー・取付ネジセット・乾電池・ベースプレート一式が付属するので、届いてすぐ取り付けに入れます。壁リモコンなので文字が大きく、ボタンも押しやすいのが高齢者には利点です。ただし取り付け位置は、座ったまま手が届くところにしてください。本体は4.7kgあります。
- 瞬間式で年間消費電力量90kWh/年(公表値・タイマー節電使用時)
- レビュー600件超で★4.6。実績の厚さは本記事で随一
- 壁リモコン付属で文字が大きく押しやすい
- 取付ネジ・乾電池・ベースプレートまで同梱
- これから10年以上使う前提で、電気代を抑えたい方
- 本体の小さなボタンではなく、壁のリモコンで操作したい方
- 名前の通ったメーカーで安心したい方
\ 長く使うなら電気代で差が出ます /
※¥55,739は2026年9月25日時点のAmazon税込価格です。
③SANEI 暖房便座 前丸タイプ PW9042-W|¥9,409
🥉 便座の冷たさだけ直す最安
★★★★☆4.4
洗浄機能のない、便座を暖めるだけの製品です。この記事を読んでいる方の一部にとっては、これが最適解になります。
理由は3つあります。第一に水道につなぐ必要がありません。コンセントに差すだけなので、給水管を分岐させる作業も、水漏れの心配もありません。第二に操作が単純です。温度は切・低(34度)・中(36度)・高(38度)の4段階で、季節に合わせてつまみを動かすだけ。第三に¥9,409と、温水洗浄便座の半額以下です。
節電面では「8時間切」のスイッチが役立ちます。押すと8時間だけ通電が止まり、8時間後には自動で元の設定温度に戻ります。切ったまま忘れて冷たい便座に座る、ということが起きません。省エネ達成率は154%とされています。
便フタと便座はゆっくり閉まるソフト閉止で、指を挟んだり大きな音が出たりしません。便座は取り外せるので、掃除しにくい場所まで拭けます。取り付けはレギュラーサイズ(取付穴から便器先端まで440mm)とエロンゲートサイズ(470mm)の両方に対応します。取付穴の深さが90mm以上の便器、和式、外国製、幼児用には取り付けられませんので、購入前に確認してください。
- 水道につながず、コンセントだけで使える。水漏れの心配がない
- 温度は切・低34度・中36度・高38度の4段階。操作はつまみだけ
- 「8時間切」タイマーは8時間後に自動で元の温度に戻る。入れ忘れが起きない
- ソフト閉止で指を挟まない。便座を外して掃除できる
- レギュラー(440mm)・エロンゲート(470mm)兼用
- 洗浄機能は使わない、便座の冷たさだけ何とかしたい方
- 取り付けを自分でやりたいが、水道工事に不安がある方
- 操作するボタンを増やしたくない方
\ 電源を差すだけ。水まわりの工事は不要です /
※¥9,409は2026年9月25日時点のAmazon税込価格です。
④LIXIL INAX シャワートイレ CW-RG20/BW1|¥24,176
🧼 お手入れのしやすさ
★★★★☆4.2
掃除の手間を減らしたいなら、この1台です。ご家族が実家の掃除に通っている場合は、特に効いてきます。
本体に汚れが入りやすい継ぎ目がなく、ひと拭きで済みます。便フタと本体は着脱できるので、これまで手の届かなかった奥まで掃除できます。加えて、露出しがちな暖房便座のコードを本体に内蔵しているため、コードにホコリが付きません。この3点がそろっている機種は多くありません。
脱臭はパワー脱臭で、座ると自動でスタートし、立ち上がったあとも1分間続きます。次に入る人への配慮としてはこの「立った後も続く」仕様が大切です。洗浄はおしり用とビデ用でノズルが分かれており、おしり泡ジェット洗浄は気泡を含んだシャワーでやさしく洗います。シャワーの角度は真下向きで、周囲に水滴が飛びにくい設計です。
取り付けは、コンセントがあれば付属の部材だけで済みます。国内メーカーのほとんどの便器に対応し、日本国内製造で2年保証が付きます。
- 継ぎ目がなくひと拭き。便フタ・本体が着脱可能で奥まで掃除できる
- 暖房便座コードを本体に内蔵。コードにホコリが付かない
- パワー脱臭は着座で自動スタートし、立った後も1分間続く
- おしり用とビデ用でノズルが別。泡ジェット洗浄でやさしく洗う
- コンセントがあれば付属部材で取付可能。日本製・2年保証
- 実家のトイレ掃除に通っているご家族
- ご本人が掃除を続けられるよう、手間を減らしたい方
- 白い便座で、脱臭までしっかりほしい方
\ 掃除のラクさで選ぶならこの1台 /
※¥24,176は2026年9月25日時点のAmazon税込価格です。
⑤LIXIL INAX シャワートイレ CW-RT2/LR8(ピンク)|¥36,436
🛡️ 2年保証の日本製
★★★★☆4.3
LIXILのRTシリーズです。脱臭機能と暖房便座を備え、後付けに対応しています。先に断っておくと、調査時点でAmazon直販の在庫があるのはピンクのみでした。白系をご希望なら④のCW-RG20をご検討ください。
この機種の価値は保証にあります。日本国内製造で2年保証、さらに所有者登録をすると1年延長されます。温水洗浄便座は水と電気を同時に扱う機器で、内部で水漏れが起きると被害が広がります。高齢のご家族が一人で住んでいる家なら、不具合に気づくのが遅れがちです。保証期間が長いことは、実際に助けになります。
取り付けはコンセントがあれば工事不要で、国内主要メーカーのほとんどの便器に対応します。本体は高さ149×幅474×奥行554mm、約3.6kgと軽めです。消費電力は350Wです。
- 2年保証(所有者登録で1年延長)の日本製
- 脱臭機能つき。暖房便座・抗菌仕様
- コンセントがあれば工事不要で後付けできる
- 本体約3.6kgと軽め。消費電力350W
- 色はピンクのみ(調査時点のAmazon直販在庫)
- 一人暮らしの親の家に付けるため、保証を長くしておきたい方
- 国内メーカーの日本製にこだわる方
- 便座の色がピンクでも差し支えない方
\ 離れて暮らす親の家にこそ長い保証を /
※¥36,436は2026年9月25日時点のAmazon税込価格です。
⑥パナソニック ビューティ・トワレ 瞬間式 DL-RT50-WS|¥57,000
💨 ナノイーXで脱臭
★★★★☆4.4
パナソニックの瞬間式です。清潔さに関わる仕組みが厚く、同居のご家族がいる家庭に向きます。
特徴的なのは銀イオンを練り込んだ便座です。表面に塗るのではなく素材に練り込んであるため、拭き掃除で効果が落ちにくくなっています。ノズルはステンレス製で、ノズル除菌も備えます。脱臭はナノイーXを使います。
洗浄はソフト・バブル・パワービートの3モードがあり、それぞれ弱・中・強の3段階に調整できます。高齢者の皮膚は薄く乾燥しやすいため、強い水圧で長く洗うのは避けたいところです。弱い設定を細かく選べることは、この年代には実用的な利点になります。
なお、調査時点の在庫は残り4点でした。検討中の方はリンク先で在庫をご確認ください。
- 銀イオンを練り込んだ便座。表面塗布ではないので拭いても落ちにくい
- ステンレスノズル+ノズル除菌。脱臭はナノイーX
- 洗浄は3モード×強さ3段階。弱い設定を細かく選べる
- 瞬間式で、使うときだけお湯を作る
- 肌が弱く、洗浄の強さを細かく下げたい方
- 家族と同じ便座を使うため、清潔さを重視する方
- においの対策にしっかり予算をかけたい方
\ 洗浄の強さを弱く細かく選べます /
※¥57,000は2026年9月25日時点のAmazon税込価格です(在庫は残り4点でした)。
⑦TOTO ウォシュレット KMシリーズ 瞬間式 TCF8GM54#NW1|¥81,501
⚡ 電気代が最も安い
★★★★★4.9
本記事で最も評価が高く、最も高価な1台です。★4.9という数字は、買った方の満足度がそれだけ高いことを示しています。
選ぶ理由がはっきりしているのは電気代です。年間消費電力量はTOTOの公表値で66kWh/年(タイマー節電機能を使わない場合は80kWh/年)。同じKMシリーズの②が90kWh/年ですから、上位機種のほうが消費電力は少ないことになります。本体サイズは②と同じ幅38.4×奥行53.1×高さ13.1cmです。
ただし価格は¥81,501で、①との差は6万円を超えます。この差を電気代だけで取り戻すことはできません。選ぶとすれば、洗浄の質や機能を含めて総合的に納得したうえで、長く使う前提の方になります。ご予算に余裕があり、実家のトイレをこれ一回で仕上げてしまいたい、という場合に向きます。
- 年間消費電力量66kWh/年(公表値・タイマー節電使用時)で本記事最小
- ★4.9は本記事で最高評価
- 瞬間式。本体サイズは幅38.4×奥行53.1×高さ13.1cm
- 価格は¥81,501。電気代の差だけで元は取れないため、機能込みで判断する
- 予算に余裕があり、長く使える1台を選びたい方
- 実家のトイレを一度で仕上げてしまいたい方
- 評価の高さを重視する方
\ 消費電力66kWh/年は本記事で最小です /
※¥81,501は2026年9月25日時点のAmazon税込価格です。
取り付けは自分でできるか|止水栓と業者費用の目安
商品説明には「工事不要」「自分で取り付け可能」と書かれています。これは条件がそろえば本当ですが、高齢のご本人が一人でやる作業ではありません。何が難所になるのかを具体的に説明します。
最大の難所は止水栓です
作業はまず、トイレの給水管にある止水栓を閉めることから始まります。ここで多くの人がつまずきます。何十年も回していない止水栓は固着していて動きません。力任せに回すと、配管ごと折れて水が噴き出します。
固着した止水栓を安全に扱うには、水道の元栓を先に閉めておく、少しずつ動かす、といった判断が要ります。握力の落ちた方には、そもそも回すこと自体が難しいはずです。ここが「自分でできるか」の分かれ目だと考えてください。
そのほかに起きやすいこと
- 古い便座のナットが錆びて外れない。便器の裏側、手の届きにくい位置にあります
- 分岐金具の締め方。緩いと水漏れし、締めすぎると配管を傷めます。マイベストも「ネジや金具の取りつけが甘いと水漏れしたり、きつすぎて配管を破損させてしまったりする可能性もあります」と注意しています
- コンセントがない。古い家のトイレには電源がないことがあり、その場合は電気工事が別に必要です
- 古い便座の処分。粗大ごみの扱いになる自治体が多く、運搬も必要です
業者に頼む場合の費用の目安
取り付け工事の料金相場は1万円から2万円ほどとされています。本体を自分で買って持ち込む形に対応している業者もあれば、本体込みでしか受けない業者もあります。依頼するときは次の3点を先に確認してください。
- 持ち込んだ本体の取り付けを受けてくれるか
- 古い便座の撤去・処分が料金に含まれるか
- 止水栓が固着していた場合の追加料金。ここを事前に聞いておかないと、当日に高額を提示されることがあります
3点目は特に大切です。水まわりの工事は、高齢者を狙った高額請求のトラブルが起きやすい分野でもあります。対処法は水道修理の高額請求から親を守る7か条にまとめてあります。離れて暮らすご家族が手配するなら、作業当日に立ち会える日を選ぶのが最も確実です。
よくある質問
温水洗浄便座は自分で取り付けられますか?
条件がそろえば可能ですが、高齢のご本人が一人で行う作業としてはおすすめしません。最大の難所は止水栓で、長年回していないと固着して動かず、力任せに回すと配管が折れて水が噴き出します。ご家族が作業するか、業者に依頼してください。工事の料金相場は1万円から2万円ほどです。なお、洗浄機能のない暖房便座であれば水道につなぐ必要がなく、難易度は大きく下がります。
貯湯式と瞬間式、どちらを選べばよいですか?
使う年数で判断してください。瞬間式は使うときだけお湯を作るため電気代が安く、本記事のTOTO製品では年間消費電力量が66kWh/年から90kWh/年と公表されています。ただし本体価格は貯湯式より3万円以上高いため、電気代の差だけで元を取るには長い年数がかかります。あと数年で住まいが変わる可能性があるなら、貯湯式の手ごろな機種で十分です。
洗浄はどのくらいの強さ・時間で使えばよいですか?
弱めの水圧で短時間にとどめてください。洗いすぎると皮膚の必要な油分まで落ち、かゆみやただれの原因になります。高齢になると皮膚が薄く乾燥しやすいため、この影響が出やすくなります。洗浄の強さを細かく調整できる機種(本記事では⑥が3段階)を選ぶか、常に最も弱い設定で使うようにしてください。すでに痛みやかゆみがある場合は、洗浄を控えて医師にご相談ください。
停電したら使えなくなりますか?
電気で動く機能(洗浄・便座の暖房・脱臭)はすべて止まります。便座としては普通に座って使えますので、用を足すこと自体に支障はありません。ただし断水を伴う停電の場合は、水が流せなくなります。その備えについては、別の記事で簡易トイレを紹介しています。なお、水圧だけで洗浄できるタイプの製品も市販されていますが、本記事で扱った7製品はいずれも電気式です。
暖房便座だけでもヒートショック対策になりますか?
「冷たい便座に座った瞬間の刺激」という引き金は取り除けます。これは意味のある対策です。ただし部屋そのものの寒さは残るため、トイレ全体が極端に冷える住まいなら、ドアを少し開けて暖気を回す、廊下との温度差を減らすといった工夫も併せてください。居室側の暖房器具については別記事で解説しています。
温水洗浄便座の寿命はどのくらいですか?
一般にはおおむね10年前後が目安とされます。内部で水漏れが起きるようになったら交換の時期です。一人暮らしの高齢者宅では異変に気づくのが遅れ、床が傷んでから発覚することがあります。保証期間が長い機種を選んでおくと安心で、本記事では⑤が2年保証(所有者登録で1年延長)、④も2年保証です。ご家族が実家を訪れたときに、便座の下の床が湿っていないかを見ておいてください。
まとめ|高齢者向け温水洗浄便座の選び方
高齢のご家族のために温水洗浄便座を選ぶなら、まず「洗浄まで要るか、便座が暖かければ足りるか」を決めることから始めてください。洗浄が要らないなら暖房便座で十分で、¥9,409から買えて水道工事も不要です。
洗浄まで欲しい場合は、貯湯式か瞬間式かを使う年数で決め、リモコンのボタンが押しやすいか、脱臭が自動で働くか、掃除しやすいかを見ます。そして忘れてはいけないのが取り付けです。止水栓が固着していれば自力では無理なので、はじめから業者の費用(1万円から2万円)を含めて予算を立ててください。
用途別のおすすめ
- 迷ったらこれ:①東芝 クリーンウォッシュ SCS-T162(¥16,980)/温水洗浄と暖房便座がそろって最も安い
- 洗浄は要らない、便座を暖かくしたいだけ:③SANEI 暖房便座 PW9042-W(¥9,409)/水道につながず電源だけ
- 長く使うので電気代を抑えたい:②TOTO ウォシュレット TCF8CM67(¥55,739)/年間90kWh/年
- 掃除の手間を減らしたい:④LIXIL CW-RG20(¥24,176)/継ぎ目なし・コード内蔵
- 保証を長くしておきたい:⑤LIXIL CW-RT2(¥36,436)/2年保証・所有者登録で1年延長
- 肌が弱く、洗浄を弱くしたい:⑥パナソニック DL-RT50(¥57,000)/3モード×強さ3段階
- 予算に余裕があり一度で仕上げたい:⑦TOTO TCF8GM54(¥81,501)/年間66kWh/年・★4.9
便座が暖かいというだけのことが、冬のトイレでは体への負担をひとつ減らしてくれます。高価な機種でなくてかまいません。ご家族の体と、今のトイレの状態に合った1台を選んでいただければと思います。
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