宅配クリーニング 高齢者におすすめ2社比較【2026年】重い冬物も自宅から

宅配クリーニング 高齢者におすすめ2社比較重い冬物も自宅から

宅配クリーニングが高齢者におすすめなのは「時短になるから」ではありません。重い冬物を店まで運べなくなった方が、自宅から出せる唯一の方法だからです。この記事では、公式サイトで料金と条件を確認した2社を、シニアの使いやすさで比較します。

選ぶときに本当に効いてくるのは、料金の安さよりも「無料保管が付くか」「集荷を受け取らずに出せるか」の2点です。この2つで、押入れの上げ下ろしと玄関先の応対という、高齢の方にとって一番の負担がまとめて消えます。

📋 この記事でわかること

  • 高齢者にこそ宅配クリーニングが向いている3つの理由
  • シニア視点で選ぶときの7つのポイント(保管・集荷・支払い方法)
  • 公式サイトで料金を確認した2社の比較表と個別レビュー
  • 宅配と店舗はどちらが安いか、相場はいくらか
  • クリーニング代を安く済ませる5つの工夫
  • ネット申込が苦手な方・ご家族が代理で申し込む手順
  • 介護衣類や布団など「出せないもの」の注意点
結論:迷ったらコレ!総合1位

モクリン(おもてなしクリーニング)

★★★★★4.6

  • 最大10か月の長期保管が無料。冬物を預けたまま夏を越せるので、押入れの上げ下ろしが1回まるごと不要になります
  • ヤマト運輸の提携コンビニから発送できるので、集荷を家で待つ必要がありません
  • 7点コース13,200円(税込・1点あたり約1,886円)。送料・シミ抜き・毛玉取り・再仕上げも無料
  • 国家資格のクリーニング師35名が在籍し、全品を手仕上げ

\ 保管10か月無料・コンビニから出せる /

※料金・条件は2026年8月3日時点の公式サイト表示です。最新情報はリンク先でご確認ください。

目次

高齢者にこそ宅配クリーニングが向いている3つの理由

宅配クリーニングを紹介する記事の多くは「忙しい人の時短サービス」として説明しています。しかし高齢の方にとっての価値は、まったく別のところにあります。

理由1:重い冬物を店まで運ばなくていい

ウールのコート1着はおよそ1.5〜2kg、ダウンジャケットでも1kg前後あります。衣替えでまとめて出そうとすると、5着で7〜10kgの荷物を抱えて歩くことになります。これは米袋を担いでクリーニング店まで往復するのと同じで、足腰が弱ってきた方には現実的ではありません。

「去年は結局出さないまま押入れにしまった」という話は、決して珍しくありません。運べないから出さない、出さないから汚れたまま保管する、翌年着ようとしたらシミが定着していた——という悪循環に陥りやすいのです。宅配クリーニングはここを断ち切れます。

理由2:保管付きなら押入れの上げ下ろしをしなくて済む

これが高齢の方にとって最大のメリットかもしれません。一般的な記事では保管サービスを「クローゼットのスペースが空く」という収納の話として説明しますが、シニア世代にとっては安全の話です。

衣替えのたびに踏み台や脚立に乗り、押入れの天袋から重い衣装ケースを下ろす。この動作は、高齢者の転倒・骨折が起きる典型的な場面のひとつです。腕を上げた不安定な姿勢で重い物を持つため、バランスを崩しやすくなります。

保管付きの宅配クリーニングを使えば、冬物は預けたまま夏を越し、寒くなる頃に届けてもらうという流れになります。天袋を開ける機会そのものがなくなるわけです。

理由3:営業時間や定休日に縛られない

近所のクリーニング店が閉店してしまい、次に近い店まで距離がある——という地域は年々増えています。バスの本数が少ない地域では、クリーニングに出すためだけに半日がかりになることもあります。

宅配なら受付は24時間、集荷も土日祝に対応している事業者が多く、天候の悪い日に無理に外出する必要もありません。夏の猛暑日や冬の路面凍結時に出歩かなくて済むこと自体が、高齢の方には安全上の利点になります。

高齢者向け宅配クリーニングの選び方7つのポイント

宅配クリーニングは各社サービス内容がかなり異なります。当サイトが2社を比較するにあたって重視した7つの観点を、理由とあわせてご紹介します。料金の安さだけで選ぶと、高齢の方には使いこなせないサービスを選んでしまうことがあります。

①無料保管が付いているか

前章のとおり、保管は「収納の節約」ではなく「押入れの上げ下ろしをしなくて済む」ための機能です。無料で付くのか、1着いくらの有料オプションなのかで、実質的な費用がかなり変わります。10着預けると、有料の場合は3,000円前後の差が出ます。

あわせて保管期間も確認してください。冬物を春に預けて秋に受け取るなら、最低でも6か月は必要です。

②集荷を受け取らずに出せるか(コンビニ発送の可否)

意外に見落とされますが、一人暮らしの高齢の方にとって「集荷に来てもらう」こと自体がハードルになります。インターホンの音が聞こえない、知らない業者を家の前に呼ぶのが不安、日時指定の電話操作が難しい、といった理由です。近年は宅配業者を装った訪問への警戒感も強くなっています。

この点で、コンビニに持ち込んで発送できるサービスは大きな安心材料です。散歩のついでに、顔なじみの店員さんがいる場所で預けられます。集荷キットに着払い伝票が入っていれば、その場で支払いも発生しません。

③支払い方法にクレジットカード以外があるか

宅配クリーニングはネット完結が前提のため、支払いがクレジットカードのみというサービスも少なくありません。カードを持っていない、ネットでカード番号を入力するのが怖い、という高齢の方は多くいらっしゃいます。

銀行振込やコンビニ後払いなど、カード以外の選択肢があるかどうかは、ご本人が申し込めるかを左右します。ご家族が代理で申し込む場合も、支払いを誰の名義で行うかに関わってきます。

④他人の衣類と混ぜない「個別洗い」に対応しているか

大量の衣類をまとめて洗う方式では、他のお客さんの衣類と一緒に洗われます。衛生面が気になる方、特にご家族に介護が必要な方がいるご家庭では、お客様ごとに分けて洗う「個別洗い」に対応しているかを確認しておくと安心です。

なお、本記事で紹介する2社はどちらも個別洗いに対応しています。「個別洗いだからこの会社」という選び方にはならないので、他のポイントで比べてください。

⑤点数パックか単品制か(年金生活での費用設計)

宅配クリーニングの料金には、「〇点でいくら」のパック制と、「1点いくら」の単品制があります。

  • パック制:まとめて出すほど1点あたりが安くなります。衣替えで年1〜2回どっさり出す使い方に向きます。ただし指定点数に満たなくても料金は変わらないことが多いので、点数を埋められるかが重要です
  • 単品制:1点だけ、急ぎで、という使い方に向きます。点数が少ないときはこちらが割安です

収入が年金中心のご家庭では、「衣替えのときに年1回だけパックでまとめて出す」という設計が、費用対効果としては最も無理がありません。

⑥送料の地域追加がないか(北海道・沖縄は要注意)

「送料無料」とうたっていても、北海道・沖縄・離島は別料金というサービスがほとんどです。しかもこの追加送料は1,000円程度で済む場合もあれば、数千円かかる場合もあり、差が大きい部分です。

本記事で紹介する2社も、どちらも地域による追加送料があります。実家に送る場合など、お住まいの地域が追加対象かどうかを申込前に必ず確認してください。比較表にも記載しています。

⑦出せない衣類が事前に分かるか

宅配クリーニングには取扱不可の品目があります。着物、毛皮、皮革製品、布団などが代表例です。送ってしまうと、洗われないまま返却され、送料だけがかかることもあります。

特に高齢の方のご家庭では、和服や礼服、羽毛布団を出そうとして断られるケースが起こりがちです。公式サイトに取扱不可品が明示されているかを、申込前に確認しておきましょう。

本記事の調査方法と選定プロセス

本記事では、掲載する2社について2026年8月3日に公式サイトを実際に開き、料金表・保管条件・送料の地域追加・支払い方法・集荷方法・取扱不可品を一次情報として確認しました。広告や第三者まとめサイトの記載は根拠として採用していません。料金はすべて公式サイト掲載の税込価格です。

選定にあたっては、上記7つのポイントのうち特に「無料保管の有無」「集荷を受け取らずに出せるか」「支払い方法」を重視しました。高齢の方が実際に最後まで申し込めて、届いた荷物を受け取れることを基準にしています。なお本記事は2社のみを比較した記事です。「業界全体のランキング」ではない点をご承知おきください。

高齢者向け宅配クリーニング2社 比較表

◎=優秀 ○=標準 △=やや劣る の3段階で評価しています。

→ 表は横にスクロールできます →

👑 総合イチオシ①モクリン
(有限会社たんぽぽ)
②プラスキューブ
(株式会社いすい)
総合評価 ★★★★★4.6 ★★★★☆4.4
料金の目安
(税込)
¥13,200
7点コース
(1点あたり約1,886円)
¥21,780
キューブセレクト10着
(1着あたり2,178円)
料金プラン 3点10,780円
7点13,200円
14点21,890円
30点39,600円
セレクト5着12,100円〜
プレミアム5着18,150円〜
ワイシャツ5着4,400円〜
スーツ水洗い9,900円〜
無料保管 最大10か月
無料
最大8か月
有料(1着330円)
集荷を待たずに
出せるか
コンビニ発送可
(ヤマト提携店)
集荷キットで
発送
支払い方法 申込画面で選択 カード/Amazon Pay
/銀行振込
電話での注文 不可
(サイトのみ)
問合せ窓口あり
0120-41-3775
個別洗い 無料で対応 全コース標準
シミ抜き 無料 無料
地域追加送料 北海道・九州・四国
・一部離島+1,000円
沖縄+4,000円
北海道3,850円
沖縄6,600円
離島は要問合せ
仕上げ クリーニング師
35名が手仕上げ
立体プレス
静止乾燥
ここが強み 保管10か月が無料。
コンビニから出せる
創業60年以上の
仕上がり品質
リンク 公式サイトを見る詳しく見る ↓ 公式サイトを見る詳しく見る ↓

※料金・条件はすべて2026年8月3日時点の各公式サイト掲載内容(税込)です。最新情報は各社サイトでご確認ください。

高齢者におすすめの宅配クリーニング2社【2026年最新】

それぞれどんな方に向いているかを中心にご紹介します。結論から言えば、衣替えの負担をまるごと減らしたいならモクリン、大切な一着を傷めずに仕上げたいならプラスキューブです。

① モクリン|7点コース 13,200円・保管10か月無料

🥇 総合イチオシ No.1★★★★★4.6

高齢の方の「衣替えがつらい」を、いちばん広くカバーできるサービスです。最大の理由は保管が10か月まで無料で付くこと。冬物を春に預けて秋に届けてもらえば、押入れの天袋を開ける必要がなくなり、踏み台に乗る回数を減らせます。さらにヤマト運輸の提携コンビニから発送できるため、集荷を家で待たずに済むのも一人暮らしの方には大きな安心材料です。東京・埼玉を中心に約60店舗を営む創業約30年の街のクリーニング店が母体で、国家資格を持つクリーニング師35名が全品を手仕上げしています。

📌 ここがポイント
  • 料金は点数パック制:3点10,780円/7点13,200円/14点21,890円/30点39,600円(税込)
  • 「10のおもてなし」がすべて無料 — 送料・最大10か月保管・シミ抜き・毛玉取り・再仕上げ・ボタンゆるみ直し・付属品クリーニング・個別クリーニング・相談・手仕上げ
  • 静電気防止/シワ防止/防虫防カビの3加工が標準で付く
  • 集荷バッグは140サイズ(横60×縦54×奥行24cm)。土日祝の集荷も対応
  • カシミア・アンゴラ・シルク・麻などの素材による追加料金はなし
  • ⚠️ 電話注文は不可でサイトからの申込のみ。指定点数を超えると1点1,500円の追加
✅ こんな方におすすめ
  • 衣替えのたびに押入れの上げ下ろしで踏み台に乗るのが不安な方
  • 一人暮らしで、集荷を家で待つのが負担・玄関先の応対が不安な方
  • 冬物のコートやダウンをまとめて7点前後出したい
  • ネット申込はご家族が代行できる、というご家庭

7点コース ¥13,200(税込・2026年8月3日時点)

\ 当サイト総合イチオシ・迷ったらコレ /

※最新の料金・条件はリンク先の公式サイトでご確認ください。

② プラスキューブ|キューブセレクト10着 21,780円・創業60年以上

🥈 仕上がり品質No.1★★★★☆4.4

「値段より、大切な一着をきれいに戻してほしい」という方に向いたサービスです。クリーニング創業60年以上の徳島の事業者で、アパレル業界で使われる立体プレス機と静止乾燥により、洋服本来のシルエットを保ったまま仕上げます。支払い方法がクレジットカード・Amazon Pay・銀行振込の3種類から選べるのは、カードをネットで使いたくない高齢の方には実用的な利点です。フリーダイヤル(0120-41-3775)の問い合わせ窓口があり、申込前に電話で相談できる点も安心材料になります。ただし保管は1着330円の有料オプションである点は、モクリンとの明確な違いです。

📌 ここがポイント
  • キューブセレクト:5着12,100円/10着21,780円/15着31,580円/20着41,140円(税込)
  • ブランド品向けのキューブプレミアムは5着18,150円〜。ワイシャツ専用コースは5着4,400円(1着880円)と手頃
  • お客様ごとの「個別洗い」+抗菌・消臭・帯電防止加工が標準。基本のしみ抜きも無料
  • スーツの水洗いに対応(上下セット9,900円)。汗汚れをしっかり落としたい方に
  • 支払いはクレジットカード・Amazon Pay・銀行振込から選べる
  • ⚠️ 保管は有料オプション(1着330円・1〜最大8か月)。ワイシャツコースは保管不可
✅ こんな方におすすめ
  • 礼服や思い出の一着など、傷めたくない大切な服を任せたい
  • クレジットカード以外の支払い方法(銀行振込)を使いたい方
  • 申込前に電話で相談できる窓口がほしい
  • 保管は不要で、洗ってすぐ返してほしい

キューブセレクト10着 ¥21,780(税込・2026年8月3日時点)

\ 創業60年以上・立体プレスの仕上がり /

※最新の料金・条件はリンク先の公式サイトでご確認ください。

宅配クリーニングと店舗はどちらが安い?相場を比べる

結論から言うと、1点だけ出すなら店舗、まとめて出すなら宅配のほうが安くなりやすい傾向があります。

一般的な店舗クリーニングの相場は、ワイシャツ1枚で200〜300円前後、スーツ上下で1,200〜1,800円前後、ウールコート1着で1,500〜2,500円前後です。この水準と比べると、宅配クリーニングの1点あたり1,300〜2,400円という価格は「安い」とは言えません。

ただし宅配の料金には、店舗にはない要素が含まれています。

  • 往復の送料(自分で運ばなくてよい)
  • 数か月〜10か月の保管料
  • シミ抜き・毛玉取り・ボタン直しなどの無料オプション
  • 防虫・防カビ・静電気防止などの加工

店舗でシミ抜きを頼めば1か所500〜1,500円程度、保管サービスを別に契約すれば月額がかかります。これらを足し合わせると差は縮まります。さらに高齢の方の場合、店舗まで往復するタクシー代や、運べないこと自体のリスクを考慮に入れる必要があります。片道1,000円のタクシーを使えば、それだけで往復2,000円です。

つまり判断の分かれ目は「自分で店まで運べるかどうか」です。運べるうちは店舗のほうが割安、運ぶのがつらくなってきたら宅配、という切り替えが自然です。

クリーニング代を安く済ませる5つの工夫

年金が収入の中心というご家庭では、クリーニング代は決して小さくない出費です。無理なく抑えるための工夫をご紹介します。

  1. 年1回、衣替えのときにまとめて出す。パック制は点数が多いほど1点あたりが安くなります。7点で1点1,886円だったものが、14点なら1,564円、30点なら1,320円まで下がります。こまめに出すより、年1回にまとめるほうが総額を抑えられます
  2. 出す服を厳選する。パック制は指定点数に満たなくても料金が変わらないため、「枠が余ったから何か入れる」は正解ですが、逆に「着ない服まで出す」のは無駄です。この1年で3回以上着た服だけ、と基準を決めておくと迷いません
  3. 自宅で洗える服は自宅で洗う。洗濯表示を確認し、水洗い可のセーターやブラウスは中性のおしゃれ着洗剤で自宅洗いに回します。クリーニングは「家で洗えないもの」に絞るのが基本です
  4. 初回クーポンやLINE登録特典を使う。公式LINEの友だち追加で割引クーポンを配布している事業者があります。申し込む前に公式サイトを一度確認してみてください
  5. 保管無料のサービスを選ぶ。保管が有料だと10着で3,000円前後の上乗せになります。同じ枚数を出すなら、保管が無料に含まれるほうが実質的に安く済みます

ネット申込が苦手な方・ご家族が代理で申し込む場合の手順

宅配クリーニングは、ほとんどの事業者がWebからの申込のみに対応しています。本記事で紹介しているモクリンも、公式のQ&Aで「現在はサイトからのご注文のみの対応」と明記しています。スマートフォンやパソコンの操作に不慣れな方が、ご自身で最後まで申し込むのは正直なところ簡単ではありません。

そこで現実的なのが、離れて暮らすお子さんなどご家族が代理で申し込み、実家に集荷キットを届けてもらうという使い方です。手順は次のようになります。

  1. ご家族が自分の端末で会員登録・注文を行う。支払いもご家族の名義で済ませておくと、実家では現金のやり取りが発生しません
  2. お届け先の住所を実家に指定する。集荷キットが実家に届きます。マンション名・部屋番号の入力漏れに注意してください
  3. キットが届いたら、電話で入れる服を伝える。「クローゼットの右端のコート3着とダウン2着を袋に入れて」というように、具体的に指示すると迷いません
  4. 発送は、集荷依頼かコンビニ持ち込みのどちらかを選ぶ。ご本人が持ち出せる重さなら、コンビニのほうが在宅の必要がなく気楽です
  5. 受け取り日を決めておく。保管付きの場合は、返却時期を「上旬・下旬」などの範囲で指定できることが多いので、ご家族が帰省する時期に合わせると受け取りを手伝えます

なお、代理で申し込む場合は集荷キットが届く日と、返却される日をご本人に必ず伝えておいてください。知らせずに宅配業者が訪問すると、不審に思って受け取りを断ってしまうことがあります。

集荷の受け取りが不安な方への対処法

「知らない業者を家に呼ぶのが不安」「インターホンが聞こえないことがある」という場合、次の3つの方法で負担を減らせます。

方法1:コンビニから発送する

最もおすすめの方法です。モクリンは集荷キットに着払い伝票が同封されており、ヤマト運輸の提携コンビニに持ち込めばそのまま発送できます。訪問を待つ必要がなく、その場での支払いも発生しません。散歩や買い物のついでに立ち寄れるのが利点です。

ただし集荷バッグは140サイズ(横60×縦54×奥行24cm)とかなり大きいため、衣類が詰まった状態では相応の重さになります。持ち運べる範囲かどうかは、実際に詰めてから判断してください。難しければ次の方法に切り替えましょう。

方法2:家族が在宅している日時に集荷を指定する

ご家族が帰省する日や、ヘルパーさんが訪問する曜日に合わせて集荷を指定します。土日祝の集荷に対応している事業者なら、平日に来られないご家族でも立ち会えます。

方法3:申込時に「玄関前で受け渡し」の希望を伝える

備考欄がある場合は、玄関先での受け渡しを希望する旨を書いておくと配慮してもらえることがあります。家の中に入ってもらう必要はないサービスですので、玄関のドア越しに荷物を渡すだけで完了します。この点をご本人にあらかじめ説明しておくと、不安がかなり和らぎます。

利用前に知っておきたい注意点

出せない衣類がある(着物・毛皮・布団)

宅配クリーニングには取扱不可の品目があります。モクリンの場合、公式サイトで次のものが取扱不可として明記されています。

  • 皮革・毛皮製品(フードに付属のリアルファーを含む)
  • 着物・長襦袢などの和服、ドレス
  • 下着・水着・レギンス・靴下、バッグ
  • 布団・寝具類(敷き布団・羽毛布団・枕・マットレス)
  • 穴や傷など損傷のひどいもの、濡れた状態のもの
  • 電気毛布・磁気布団など機械が付属したもの
  • 洗濯表示がすべて×のもの、洗濯表示がなく判断が難しいもの

特に注意したいのが羽毛布団は出せないという点です。布団のクリーニングを希望する場合は、布団専門の宅配クリーニングを別に探す必要があります。また、和服や礼服の一部も対象外になりますので、法事用の着物などをお持ちの方は事前にご確認ください。

介護で汚れた衣類は出せない場合がある

これは高齢のご家族を介護されている方に、特に知っておいていただきたい点です。モクリンの公式サイトには取扱不可品として「嘔吐、排泄物、血液等の汚物や臭いのひどいもの」が明記されています。

つまり、介護の場面で汚れてしまった衣類を宅配クリーニングに出すことは基本的にできません。この用途には、介護施設向けのクリーニング業者や、汚物対応をうたっている専門の洗濯代行サービスを探す必要があります。一般的な宅配クリーニングは、あくまで「衣替えのための衣類」を対象としたサービスだと理解しておいてください。

点数の数え方に注意する

パック制では点数の数え方を誤解しやすいので、事前に確認しておきましょう。モクリンの場合は次のルールです。

  • スーツはジャケットとズボンでそれぞれ1点(上下で2点)
  • 子供服も大きさに関わらず大人服と同じく1点
  • コートに付いているインナーやベルト、フードのフェイクファーは、本体に付けたままなら合わせて1点。外した状態で送ると2点として数えられます
  • 指定点数を超えると1点につき1,500円(税込)の追加
  • 指定点数より少なくても減額はなし

仕上がりまでの日数に余裕をみる

注文してから集荷キットが届くまでに3営業日ほど、その後クリーニングが終わって手元に戻るまで最短でも1週間ほどかかります。保管を付ける場合は指定した時期までお預かりとなります。「来週の法事に着たい」といった急ぎの用途には向きません。繁忙期はさらに時間がかかるため、余裕をもって申し込んでください。

よくある質問(FAQ)

宅配クリーニングの相場はどのくらいですか?

1点あたり1,300〜2,400円程度が目安です。パック制の場合、点数が多いほど1点あたりの単価が下がり、本記事で比較した2社では30点で1,320円、7点で1,886円、5着で2,420円という幅がありました。店舗クリーニングの相場(コート1着1,500〜2,500円前後)と比べて極端に高いわけではありませんが、送料・保管料・シミ抜き代が含まれている点が違います。

クリーニングは宅配と店舗のどちらが安いですか?

1〜2点だけなら店舗、5点以上まとめて出すなら宅配のほうが有利になりやすいです。宅配の料金には往復送料と保管料、シミ抜き代が含まれているため、単純な1点単価だけで比べると割高に見えます。ただし高齢の方の場合は、店舗まで重い衣類を運べるかどうかが実質的な判断基準になります。運ぶのがつらくなってきたら、金額差以上の価値が宅配にあります。

クリーニング代を安く済ませる方法はありますか?

年1回の衣替えにまとめて出すのが最も効果的です。パック制は点数が多いほど単価が下がるため、こまめに出すより総額を抑えられます。あわせて、自宅で水洗いできる服はおしゃれ着洗剤で自宅洗いに回し、クリーニングは家で洗えないものだけに絞ってください。保管が無料に含まれるサービスを選ぶことも、10着で3,000円前後の差になります。

パソコンやスマホが苦手でも申し込めますか?

ご本人だけで完結させるのは難しいのが実情です。宅配クリーニングの多くはWeb申込のみで、モクリンも公式Q&Aで電話注文は不可と明記しています。現実的な方法は、離れて暮らすご家族が代理で申し込み、お届け先を実家に指定することです。支払いもご家族の名義で済ませておけば、実家では荷物の受け渡しだけで済みます。

集荷を家で待たずに出す方法はありますか?

コンビニから発送する方法があります。モクリンは集荷キットに着払い伝票が同封されており、ヤマト運輸の提携コンビニに持ち込めば発送できます。在宅で待つ必要がなく、その場での支払いも発生しません。ただし集荷バッグは140サイズと大きいため、衣類を詰めた状態で持ち運べるかは事前に確認してください。難しい場合は、ご家族がいる日時に集荷を指定する方法が確実です。

羽毛布団や着物もクリーニングに出せますか?

本記事で紹介した2社では出せません。モクリンの公式サイトでは、布団・寝具類(敷き布団・羽毛布団・枕・マットレス)と、着物・長襦袢などの和服、皮革・毛皮製品が取扱不可として明記されています。布団のクリーニングを希望する場合は布団専門の宅配サービスを、着物の場合は和服専門の業者を別に探してください。誤って送ると、洗われないまま返却されます。

送料は本当に無料ですか?

お住まいの地域によっては追加送料がかかります。モクリンは北海道・九州・四国・一部離島で1,000円、沖縄で4,000円の追加(いずれも税込)、プラスキューブは北海道3,850円、沖縄6,600円の追加で、その他離島は要問い合わせとなっています。「送料無料」は本州の多くの地域を指した表現ですので、実家に送る場合などは申込前に必ずご確認ください。

まとめ|高齢者の宅配クリーニングは「保管」と「集荷」で選ぶ

最後に要点を整理します。

  • 高齢の方にとって宅配クリーニングは時短ではなく、重い冬物を運べなくなったときの現実的な選択肢です
  • 選ぶ決め手は「無料保管が付くか」と「集荷を受け取らずに出せるか」の2点。押入れの上げ下ろしと玄関先の応対がまとめて減ります
  • 保管付きは収納の節約ではなく、踏み台に乗る回数を減らす転倒予防として考えてください
  • 申込はほぼWeb完結です。ご家族が代理で申し込み、お届け先を実家に指定するのが現実的な使い方です
  • 「送料無料」は全国一律ではありません。北海道・沖縄・離島は追加送料を必ず確認してください
  • 羽毛布団・着物・毛皮は出せません。介護で汚れた衣類も取扱対象外です

タイプ別 おすすめサービス

👑 迷ったらコレ(保管×集荷不要)

👔 大切な一着を傷めたくない

💳 カード以外で支払いたい

👕 ワイシャツをまとめて安く

クリーニングに出せなくなって着る服が減っていくのは、外出の機会そのものを減らしてしまいます。まずは冬物のコート数着からで構いません。自宅から出せる方法があることを知っておくだけでも、来年の衣替えがずいぶん楽になります。

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※本記事に掲載した料金・サービス内容は、2026年8月3日時点で各社公式サイトに掲載されていた内容(税込)です。内容は変更される場合がありますので、お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

シルバーチョイス編集部では、アクティブシニアの皆さんに「選んでよかった」という感動を届けるべくお役立ち情報をお届けしています。

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